マスクをつけた状態で人に会ったり出かけたりすることが日常となり、アイメイクに力を入れる傾向が強くなっています。安心できる定番カラーも良いですが、定番のバリエーションを増やしてみてはいかがでしょうか。
メイクアップアーティストの筆者が実践している、洋服に合わせたアイカラーの使い分けをご紹介します。
モノトーンや寒色系、サテンやシルクなどの光沢感のある洋服の時は、こちらのような赤みの少ない色が入っているパレットを選ぶと、透明感のあるすっきりとした印象を演出できます。
(全4種 6.8g 税込価格1,980円(編集部調べ))
ベージュやオフホワイト、デニムや天然素材の服装やカジュアル・フォーマル問わずに柔らかい印象を演出したい時は、適度に赤みのある色が入っているパレットを選び、全体的に血色感のある印象を目指します。
(全4種 6.8g 税込価格1,980円(編集部調べ))
いずれのパレットも、右端の(1)をまぶた全体にのせ(2)を目のキワからまぶたの中央辺りまで広げます。まぶたの丸み、立体感を演出するため黒目の上あたりに(3)をのせて少し明るくします。
ここまでの工程をベースと考え、マスカラやアイラインで仕上げると軽めなアイメイクが完成します。
上記ベースの工程の次に、(4)と(5)を加えます。その日の服装に合わせてどちらかを使ったり、重ねてつけても良いでしょう。
写真は(4)と(5)のカラーを塗り分けるように使用しています。よりメリハリを出したい時は、(6)で目頭にハイライトを入れます。
EX-4のように白っぽく仕上げたり、全体的にツヤ感(パール)があったりするとぼやけて見えやすくなります。バランスを見ながらマスカラやアイラインで調整しましょう。
EX-1のような色合いの時は、目の際につけた(5)のカラーを眉にのせると全体にまとまりが出ます。また、赤みのあるカラーは華やかな印象も演出できるので、目元がさみしく感じる時にもおすすめです。
アイカラーは似たような色を選びがちという声を多く聞きます。使い慣れた定番パレットを確保しつつも、全く違った配色のパレットをとり入れましょう。服装に合わせて変えるだけで、より素敵なファッションとメイクを楽しむことができますよ。
(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト/毛髪診断士認定講師 西村 リサ)
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