つやプラ世代の皆さまは、エイジングケアを意識していますよね。実は、身近な食材である「キャベツ」がエイジングケアに役立つということを知っていましたか?
薬膳のプロである筆者が、エイジングケアにキャベツをすすめる理由とエイジングケアの効果をより高めるレシピをご紹介します。
薬膳のベースになっている中医学(中国伝統医学)の世界では、28歳でピークを迎えそこから衰え、老化していくと考えられています。なぜかというと、「腎(じん)」の働きがその年齢を境に衰えていくからです。
つまり、腎の働きを高めることで老化スピードの加速防止に役立つということです。髪や肌、身体の調子が以前よりも衰えたと感じるのなら、腎の働きを高める”補腎(ほじん)食材”である「キャベツ」を食べることをおすすめします。
ざく切りにしたキャベツをサッと茹で、すり黒ゴマとおかかをお好きな分入れます。醤油、塩、ごま油で味付けをしたら完成です。
キャベツも黒ゴマも補腎食材です。サッとゆでて和えるだけでアンチエイジング副菜が完成しますよ。
キャベツをザク切りにし、厚揚げも食べやすい大きさに切ります。生姜と豚ひき肉を炒め、肉の色が変わったらキャベツと厚揚げを入れて炒めます。味噌、酒、みりんで味付けをしたら完成です。
キャベツ&豚肉はエイジングケアを高める組み合わせ。生姜をいれることでさらにエイジング効果を狙えます。
小麦粉1/2カップ、水、卵1個を入れてかき混ぜ、そこに千切りにしたキャベツ、薄切りにした玉ねぎ、すりおろした山芋を入れます。具材をフライパンに入れて、両面に焼き目がつくまで焼いたら完成です。
キャベツ&山芋はエイジングケアと胃腸の働きを高める組み合わせ。ポン酢などに黒すりゴマをたっぷり入れていただくことで効果アップを狙えます。
身近なキャベツを活用してエイジングケアができるのは嬉しいですよね。レシピを参考に、キャベツ料理を日々の生活にとり入れてみてくださいね。
(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口 ゆうみ)
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