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レンタカーの「れ」って? 「わ」ナンバーじゃない地域なぜ存在 ただし軽自動車は別

  • 2020年9月14日
  • 乗りものニュース

レンタカーは一般的に「わ」ナンバーですが、一部では「れ」ナンバーも使われています。しかし軽自動車では「れ」は別の用途のナンバーです。どういうことなのでしょうか。

レンタカーといえば「れ」ナンバーの地域も

 レンタカーのナンバープレートのひらがなは、一般的に「わ」が使われますが、「れ」ナンバーの地域もあります。

 そのひとつが沖縄本島。小型乗用車、いわゆる5ナンバー車のレンタカーに対して「れ」ナンバーが交付されています。

 以前は「わ」ナンバーでしたが、レンタカー台数の増加により、2015年にすべて使いきってしまったため、レンタカー用に割り振られているもうひとつのひらがな「れ」を使い始めたそう。

 そもそも登録車(軽自動車以外)では、貸渡用(レンタカー用)ナンバーのひらがなとして、「わ」だけでなく「れ」も割り当てられているのです。

「れ」ナンバーは北海道、札幌ナンバーのレンタカーでも見られます。札幌ナンバーのレンタカーは、もともと1990年代後半まで「れ」ナンバーでしたが、全国に合わせる形で「わ」ナンバーを交付し出したものの枯渇、2013年以降は再び「れ」ナンバーを交付しています。「れ」→「わ」→「れ」という経緯をたどっているわけです。

 ちなみに沖縄や北海道で「わ」ナンバーが枯渇した理由のひとつは、観光地であるため、レンタカーのサイクルが早いことが挙げられます。北海道運輸局によると、繁忙期前にレンタカー台数を一気に増やし、冬の閑散期を前に、それらを一斉に中古車市場へ放出するというサイクルがあるそうです。

 ただし軽自動車では、事情が異なります。

ひらがなの割り当てが登録車と軽で異なる なぜ?

 軽自動車の場合、貸渡用ナンバープレートのひらがなは「わ」のみです。「れ」は「り」とともに、黒いプレートに黄色字の事業用ナンバーに割り当てられています。

 なぜ登録車と軽自動車でひらがなの割り当てが異なるのでしょうか。ナンバープレートの業界団体である全国自動車標板協議会によると、そう決まった経緯は、いまとなってはわからないものの、それぞれの車種区分における数字とひらがなの組み合わせ条件や、クルマの使われ方が関係しているのではないかといいます。

 軽自動車の場合、事業用ナンバープレートのひらがなは「り」「れ」の2種類ですが、登録車の事業用では、10種類が割り当てられています。軽自動車の事業用ナンバーは、たとえば「赤帽」などの運送業が挙げられますが、登録車の場合はタクシーやバスといった旅客運輸もあるなど、事業用途が軽自動車よりはるかに多いとのこと。

 一方、登録車では自家用ナンバープレートに割り当てられているひらがなの数が29種類なのに対し、軽自動車は38種類もあります。全標協は、登録車と軽自動車におけるクルマの使われ方を考慮して、軽自動車では自家用ナンバープレートにひらがなが多く割り当てられたのではないかといいます。

 なお、軽自動車のナンバープレートにおける数字やひらがなの割り当ては、登録車よりも後に考えられたそうです。こうしたこともあり、軽自動車はナンバープレート右上の分類番号(3桁数字)が、580番台および590番台しか使えません。この制約も加味したうえで、自家用、貸渡用、事業用それぞれのひらがなの割り当てが考えられたというわけです。

 ちなみに2017年1月からは、分類番号の下1桁および2桁にアルファベットを用いることが可能になりました。このため当分は、登録車の「わ」ナンバーや「れ」ナンバーが枯渇することはなさそうです。

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