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青春18きっぷ不可 盛岡〜青森の難関「IGR」「青い森鉄道」どう抜ける 1日乗車券使えば安く?

  • 2022年7月2日
  • 乗りものニュース

東京から「青春18きっぷ」を使って青森に行く際、東北本線の盛岡以北はJRではなくなります。どのように青森へ行くのが良い方法なのでしょうか。

盛岡〜青森の「長大私鉄区間」突っ込む?避ける?

 全国のJR普通列車が乗り放題となる「青春18きっぷ」。東京から北上し青森をめざすと、立ちはだかる関門が、「IGRいわて銀河鉄道」と「青い森鉄道」の存在です。

 この2つの鉄道は2002(平成14)年、東北新幹線が盛岡から八戸まで延伸した際に誕生。もともとはJR東北本線の一部でしたが、新幹線と並行する区間がJRの手を離れ、第三セクター鉄道として再出発することとなったのです。

 この盛岡〜青森間の「旧東北本線」はJRではなくなったため、青春18きっぷで自由に乗り降りすることができません。追加出費を考慮して乗るべきでしょうか、それとも、何とか避けるべきでしょうか。

青春18きっぷが使える特例も。ただし注意点が

 まず「青い森鉄道」は特例があり、青春18きっぷが条件付きで利用可能です。その特例は「通過利用」の場合。具体的にはJR駅から、八戸・野辺地・青森で乗り換えて、またJRを利用していく場合です。

 青い森鉄道は目時〜青森の121.9km。そのうち八戸〜青森間96km、運賃2320円分が"タダ"で乗れるわけです。なぜこんな太っ腹なのかというと、その区間に、八戸駅を起点とする八戸線と、野辺地駅を起点とする大湊線がJR線として「取り残されて」いるからです。JR路線の目的地へ私鉄に乗らないと到達できない、という状況への救済策といえます。

 ただし上記のとおり、特例はあくまで先述の3駅で乗り換える「JR→青い森鉄道→JR」といった通過利用のみ。たとえば目時、盛岡方面から青森へ行く場合、乗った全区間の運賃が必要となります(逆方向も同様)。というわけで東京から青森までこの2社経由でまっすぐ行く際、特例は適用されないため、注意しましょう。

 盛岡〜青森間の通常運賃は2社通しで大人5590円。しかしこれを少しでも安く済ませる方法があります。

お得な一日乗車券を買うと、途中下車も気軽になる

 せっかくなので、ついでに盛岡〜青森間のあちこちで自由に途中下車したい。そういう時はフリーきっぷが便利です。ただ2022年6月現在、IGR・青い森鉄道の共通フリーきっぷは、ありません。会社別に購入する必要があります。

 青い森鉄道は通年発売の「青い森ワンデーパス」(土日祝およびGW、夏休み、年末年始。8/1〜7のぞく)があります。発売額はおとな2100円。これが先述の「安く済ませる方法」で、目時〜青森は通常3170円なので、乗り通すだけでも大幅にお得となるのです。

 ちなみに2022年は7月31日〜8月8日に限り、さらにお得な「青い森ツーデーパス」(2日有効、3570円)も利用できます。

 IGRは通年発売の「IGRホリデーフリーきっぷ」(土日祝、8/1〜4、年末年始)がありますが、1日有効で発売額はおとな3000円。対して盛岡〜目時間の通常運賃は2420円なので、片道の通し利用では元を取れません。これを使うなら、数回の途中下車もしくは(主旨とは外れますが)往復利用がいいでしょう。

徹底的にJRを利用したい場合の別ルート

 延々と私鉄を利用するのは勘弁、という人は、盛岡からJR花輪線の列車に乗り、北西に向かって大館経由で青森に向かうという方法もあります。ただし、花輪線が分岐するのは盛岡からIGRで6駅目の好摩駅。そこまでは青春18きっぷが使えず、別途660円を支払う必要があります。

 なお、花輪線直通で盛岡〜大館を乗り通せる列車は1日わずか5往復。また、盛岡〜青森の所要時間は、八戸経由より2時間ほど長くかかってしまいますが。とはいえ、こちらの道中にも大館や弘前といった観光都市が複数あるため、旅のプランによって選ぶのも良いでしょう。

 ※ ※ ※

 まとめると、青春18きっぷでIGR・青い森鉄道を経由し青森へ行く場合、最低の追加出費は4520円(IGR通常運賃+青い森鉄道1日乗車券)。青い森鉄道は発売時期に合えば、フリーきっぷ購入が必須でしょう。計画的なスケジュールを組み、JR花輪線経由で青森をめざすのも手です。

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