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静岡の「リニア工事用道路」建設中 大井川上流部に5kmのトンネル 過酷な峠越え解消

  • 2022年5月25日
  • 乗りものニュース

大井川鐵道の井川駅と、静岡市街がアクセスしやすくなります。

峠越えのショートカットで10km短縮

 静岡市葵区の山岳地帯に、長さ約5kmの道路トンネルが建設中です。主要地方道南アルプス公園線および一般県道三ツ峰落合線のバイパスとなるトンネルで、開通すれば、井川地区の過酷な峠越えの山道を一気にショートカットするルートとなります。

 トンネル北側には大井川の井川ダムがあり、大井川鐵道の終点・井川駅もすぐそばです。

 大井川に沿う大井川鐵道は、もともと大井川の電力開発に伴って建設され、現在は観光鉄道としての意味合いも強い全長65kmの山岳路線です。その上流部にある終点の井川駅のある井川地区は奥地のイメージを持たれがちですが、実は先述の県道によって静岡市街につながっているのです。井川からは「井川地区自主運行バス」が横沢地区まで運行されており、横沢で静岡駅行きの路線バスへ乗り換えることも可能となっています。

 この静岡市街〜横沢〜井川のルートの中でも最も狭隘で急峻な山道が、建設中のトンネルで大きく緩和されます。移動距離は約10km短縮され、所要時間も約20分短縮される見込みです。

 トンネル建設は、2021年12月に工事着手。2025年度に完成予定となっています。

 このトンネルは静岡市の事業ですが、JR東海がリニア中央新幹線・南アルプストンネルの工事用道路として活用するため、2018年に市と「中央新幹線の建設と地域振興に関する基本合意書」を締結。同社が140億円を負担して進められます。

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