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歯ブラシ持参!? 「日本初エコツーリズムの宿」西表島ホテルへ エコでもクオリティ低下皆無のワケ

  • 2021年11月20日
  • 乗りものニュース

ペットボトルもありませんでした!ただ激しく快適で楽しい!

2021年夏世界自然遺産に

 2021年夏、世界自然遺産に登録された奄美・沖縄4島。そのうちのひとつ西表島(沖縄県竹富町)には、新たなコンセプトを打ち出すホテルがあります。2019年より星野リゾートにより運営されている同島最大の宿泊施設「西表島ホテル」です。この施設は「日本初エコツーリズムの宿」をうたっています。

 このホテルでは、どのような取り組みを行っているのでしょうか。宿泊客の目線からあきらかに違うことは、自販機や店舗、冷蔵庫にペットボトルがないこと、客室に歯ブラシをはじめとするプラスチック製の使い捨てアメニティがないことでしょう。

 同ホテルでは「ペットボトルフリー」「1WAY(使い捨て)プラスチックフリー」に挑戦。ゼロ・エミッションを目指しており、上記の取り組みもこの一環です。そのため、歯ブラシなどは各自で持参する必要があり、宿泊前にはその旨が呼びかけられます。

 同ホテルの細川正孝総支配人によると「『あって当たり前のもの』でご意見をいただくこともあるが、世の中でSDGs(持続可能な開発目標)の浸透が続いていることもあって、65%のお客様の方が持参していただいている状況」と話します。

 ただ、このことで快適性が損なわれているかというと、そうではありません。館内の1階に利用無料のウォーターサーバーが設置。マイボトルへ詰替え、部屋やホテルへもっていくことが可能です。

 また、水のほかコーヒー、そして時間帯によってはパイナップルジュースやさんぴん茶などもあるので、むしろ無料ドリンクのバラエティは他のホテルより豪華であるともいえます。なお、マイボトルがない場合は、ボトルのレンタルサービスも対応しているそうです。

エコでも楽しい宿 その内容とは

 このほか西表島ホテルでは、「島の魅力と価値を感じるネイチャーツアー」「イリオモテヤマネコの保護活動」の2つを並行して取り組んでいるとのこと。「世界遺産の価値を感じていただき帰っていただくことが大切です。ツアーは(環境を守るための)我慢だけではなく、お客様に楽しんでいただくことを主眼においています」と細川総支配人は話します。

 同ホテルでは無料のアクティビティとして、ホテルスタッフによる参加無料の体験型企画の「イリオモテガイドウォーク」や、講義型のプログラム「世界遺産の学校」「イリオモテヤマネコの学校」などを展開しています。細川総支配人はイリオモテガイドウォークについて「この島の価値をまずは知っていただきたい」、イリオモテヤマネコの学校について「アカデミックになりすぎず、楽しみながらというのを重要視している」と話します。

 このほか有料のアクティビティも用意されています。たとえば船でしか辿り着けないエリアにある、知る人ぞ知るという絶景シークレットビーチ「イダの浜」へ行くアクティビティ「イダの浜で遊ぼう!」は大人1人7000円で、チャーター船でダイレクトアクセスで行くことができます。もちろんこのほかにも、トレッキングなどの多種のアクティビティも用意されます。

※ ※ ※

 細川支配人によると「お客様にお願いするばかりではなく、今後は設備投資をして、できるだけ環境負荷の少なく運営施設にしたいと考えている」とのこと。またホテルのスタッフの働き方も、たとえばマイ箸やマイボトルの持参、弁当の容器を工夫するなど、環境に負荷がかからないように変えているとしています。

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