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ある意味「2人乗りの電車」? JR東海が試験導入した新車両の目的

  • 2021年9月16日
  • 乗りものニュース

既存車両に乗りましたが、なかなかに音と振動が……。

ガソリンエンジン車両に乗りましたが

「電気を使ってレール上を走る2人乗りの車両」を2021年7月、JR東海が在来線向けに試験導入しました。

 ある意味「2人乗りの電車」ですが、これは線路の安全点検などを目的にした「軌道自動自転車」と呼ばれるものです。災害発生時にそれで線路上を走り、安全点検を行う、といった使われ方をします。

 軌道自動自転車は、ガソリンエンジンを動力にするものが一般的です。

 筆者(恵 知仁:鉄道ライター)は実際にガソリンを使った軌道自動自転車(新幹線用)に乗ったことがあるのですが、快適性について話す乗り物ではないことを前提としても、エンジンの音と細かい振動がつきまとっていたのが印象に残っています。停車時は、排気ガスのにおいも気になりました。

 JR東海が試験導入した電動タイプは、この騒音と振動を大幅に低減でき、指令所との情報共有がしやすくなり、線路状況の変化を把握しやすくなるとのこと。また排気ガスを出さず、在来線で使っている207台をすべて電動にした場合、年間およそ3.4tのCO2削減になるそうです。

 電力は、搭載したバッテリーからの供給。日産の電気自動車「リーフ」に搭載されていたバッテリーを再利用しているとのこと。回生ブレーキ機構を持つため、ブレーキ時に充電も可能です。

 JR東海はこの「電動式軌道自動自転車」について、本格的な導入に向け紀勢本線でテストを開始。2022年3月まで性能確認試験を行う予定だそうです。

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