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救急車や消防車をマイカーにできる? 官公庁オークションに続々出品 運転には注意も

  • 2021年7月29日
  • 乗りものニュース

官公庁が公有財産の売却を行っている「官公庁オークション」では、緊急車両である救急車や消防車が出品されることもあります。一般人でも購入が可能ですが、いろいろ注意も必要です。

救急車、お値段10万円也!? 

 救急車、10万円で買えます―――子供の頃に夢見た「マイはたらくくるま」は、案外、手軽に実現するかもしれません。全国各地の自治体がインターネット上で公有財産の売却を行うWebサイト「KSI官公庁オークション」に、こういった特殊車両の売却情報もときおり掲載されているのです。

 冒頭の案件は、2021年7月14日(水)に入札参加受付が始まったもので、愛媛県松山市から出品されています。車種はトヨタ・ハイエースで乗車定員は7人。走行距離は180386kmです。2013(平成25)年製ということから、昨年度引退として年平均約24000km、1日あたり約65kmも休まず駆け回ってきた計算になります。

 日産の工場もある栃木県河内郡上三川町からは、日産製の消防車が出品されています。乗車定員は6人、走行距離は18253km。こちらは2020年12月まで現役で稼働していたそうです。

 予定価格は松山市の救急車が10万円、上三川町の消防車は40万円となっています。2021年8月2日まで入札参加申込可能で、入札にはそれぞれ10%の保証金が必要です。ただしオークションなので、希望が殺到すれば価格は高騰する可能性もあります。

 とはいえ中古車のひとつとして見ても破格の値段。普通のハイエースの中古車を買うくらいなら、憧れの救急車をマイカーに……という選択も可能ではありますが、注意も必要です。

 これらは「緊急車両」ではなくなっているため、救急車や消防車を象徴する赤色灯やサイレンは装備できません。赤色灯を装備することは道路運送車両法で定める「道路運送車両の保安基準」第42条およびその細目第218条で、緊急自動車を除き「灯光の色が赤色である灯火を備えてはならない」とされ、車検違反になります。

 もちろん指定された緊急車両以外がサイレンを鳴動させることもできません。こちらは各都道府県の道路交通法施行細則に定められています。

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