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キャンピングカーでキャンプしない人増加中? それでも人気のワケは 展示会に見る新潮流

  • 2021年6月23日
  • 乗りものニュース

「東京キャンピングカーショー2021」が開催されました。コロナ禍を経て、必ずしもキャンプ目的ではない人にも注目されているというキャンピングカー。人気を集めている車種タイプにも、その傾向が表れています。

変化するキャンピングカーの存在価値

 「東京キャンピングカーショー2021」が6月12日、13日の2日間、東京ビックサイト青海展示棟にて開催。キャンピングカー41社、その他関連ショップなど35社が出展しました。

 キャンピングカーはコロナ禍を経てますます注目されているようです。業界団体である日本RV協会の調査によると、コロナ禍において緊急事態宣言解除後(2020年6月以降)にキャンピングカーの「販売(売上)・受注が増えた」と答えた加盟会社は、46.7%に上るとのこと。国内の保有台数は2016年に10万台を超え、2020年には12万7400台まで増えているといいます。

 キャンピングカーといえば、アメリカンなトレーラータイプのものや、トラックを架装したものなど、比較的大きな車両をイメージするかもしれません。しかし、日本市場で増えているのが、ハイエースや軽自動車区分の商用バンをベースとする「バンコン」、とりわけ、特殊用途自動車に分類されない「非8ナンバー車」です。その市場規模は、前年比プラス41億円と大幅な伸びを見せています。

 この背景には、新型コロナウィルスによるライフスタイルの変化があるようです。キャンピングカーの需要は、「移動するオフィス」として、さらに災害時の「シェルター」としても注目が集まっているとのこと。

 一方で、日本RV協会がまとめた「キャンピングカー白書2021」によると、コロナ禍で「旅行を計画しなくなった」「近隣エリアを目的にするようになった」「3密を避ける場所を目的地にするようになった」といった声が目立つなど、オーナーの行動が変化していることが受け取れます。

 それにも関わらずキャンピングカーの需要が伸び続けている点は、キャンピングカーの有用性が「旅」以外の面でも認められているといえるのではないでしょうか。

キャンプだけじゃない! 進化系?なキャンピングカーいろいろ

 キャンピングカーショーの会場には、海外にあるような巨大なものから、軽トラ改造のコンパクトなクルマまで、様々な“用途”に合わせたキャンピングカーが出展していました。需要が増えているという商用バン改造の「バンコン」も、ラインアップは豊富です。

 たとえば「釣り人用キャンピングカー」。ユーアイビークル社とシマノのインストラクターの山本哲人さんがコラボした、釣り人のための専用ハイエース「コンフォートエディション フィッシングスタイル」は、天井に釣り竿を収納できるロッドホルダーを設置し、12本を効率的に収容可能。荷台の床は最大1400mm車外へ張り出す「スライドフロア」となっており、ここに300kgを搭載することが可能です。さらにスライドフロアの上にはベットマットが敷けて、サイズはダブルベッドに近い大きさの寝台を確保できます。

 ハイエースの内装を快適に、かつ「災害時に強く」したキャンピングカーが、アルフレックス社ADDSET事業部の「CEEBUS(シーバス)」です。車内にはガスコンロ(2口)、冷蔵庫、冷凍庫、給水タンク(38L)、トイレ、車外で使用できるシャワーなど生活に必要なものを完備(一部オプション)し、これら生活電源はサブバッテリー(オプションでソーラー充電も可能)で確保されています。ハイエースの標準ボディでありながら、大型ラグジュアリーキャンピングカー並みの設備を持ち、水、電気、ガスといったライフラインを確保し災害時に備えたモデルです。

 キャンピングカーは、様々なシーンに合わせた使い道で活躍の場が広がります。キャンプに興味のない人の目にも、キャンピングカーが「移動×趣味×部屋」という新しいツールとして映るのではないでしょうか。

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