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車両も謎 行先も謎 ミステリー列車「AE99」 京成スカイライナー未踏の地へ走る

  • 2021年4月29日
  • 乗りものニュース

「使用車両も行先も謎」というミステリー列車を、京成が運行。どこに行くのか分からないその車内を取材しました。たどり着いたのは、「京成スカイライナー未踏の地」です。

予想は当たりましたでしょうか?

 上野公園の地下にある京成上野駅を9時07分に発車して数分後、地上に出たころ、車内放送が入りました。

「『ゴールデンウィーク 京成線ミステリーツアー』へのご参加、ありがとうございます。使用車両は本日までのお楽しみ、ということでしたが、ご乗車の通り、「スカイライナー」のAE形でした。予想は当たりましたでしょうか?」

 2021年4月29日(木・祝)、京成トラベルサービスと京成電鉄が開催したミステリーツアー始まりの様子です。使用車両も、その目的地も秘密というツアーで、当選倍率およそ2.5倍の人気だったといいます。

 先述の通り使用車両は、最高速度160km/hと新幹線以外で日本最速を誇り、日暮里駅と成田空港を最短36分で結ぶ特急「スカイライナー」のAE形電車。「AE99」という普段は使用していない番号が与えられ、京成本線を東へ駆けていきます。

「列車はまもなく青砥駅に到着します。このまま進むのでしょうか? 折り返して押上駅に向かうのでしょうか? 列車の進行方向にご注目ください」

 そんな車内放送が入り、青砥駅を通過。車内モニターには京成上野駅発車時より、運転席からの前面展望が映し出されています。

「列車はただいま青砥駅を通過しました。ということは、押上駅には向かわないことになります。続いて京成高砂駅です。金町線、北総線のほか、車両基地もあります。どの線路に向かうのか、車内前方のモニターをご覧ください」

 ミステリー列車「AE99」がこのあと向かったのは、「スカイライナー」未踏の地でした。

いざ「スカイライナー未踏の地」へ…

「この列車は、千原線方面の線路へ入線しました。AE形がお客さまを乗せて初めて千原線に入線する瞬間です。皆様は、初めて千原線にAE形で乗車したお客さまになります。おめでとうございます」

 京成本線を走ってきたミステリー列車「AE99」は、京成津田沼駅で千葉線に進路を変更。その終点である千葉中央駅から千原線へそのまま直通し、10時12分に千原線の終点、ちはら台駅(千葉県市原市)に到着しました。

 過去の車両を含め、「スカイライナー」車両が客を乗せて千原線を走ること、千葉県市原市内を走ることは今回が初めてだそうです(試運転は別として)。雨のなか、千原線の沿線には多くの鉄道ファンがカメラを構えていたほか、ちはら台駅で「スカイライナー」を見つけ、指をさしながら驚く子どもたちの姿などが見られました。

 ちはら台駅で敷地を開放しての撮影会、オリジナルグッズの販売が行われたのち、列車は再び千葉中央駅へ進行。そこでツアーは終了です。

 今回のミステリーツアーは、参加記念乗車証や限定オリジナルノベルティの贈呈、車内抽選会、京成全線1日乗り降り自由の「ワンデーパス」などがセットになり、大人4000円、小人3000円でした。

 また実施にあたって、車内の消毒や受付時の検温実施、募集人数の制限など、新型コロナウイルス対策を行ったそうです。

 ちなみに千葉中央駅到着後には、最寄りの京成グループ映画館(京成ローザ10)で銚子電鉄の映画『電車を止めるな!〜のろいの6.4km〜』の特別上映会が、京成の運転士養成用映像の放映と合わせて行われています(別料金)。

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