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西日本の大規模な水害でハザードマップに注目集まる

  • 2018年7月12日
  • THE PAGE

 西日本を中心とする大規模な水害が発生したことから、あらためて地域のハザードマップに注目が集まっています。今回の水害では、残念ながら対策を施す前に豪雨となり被害を被った地域もありましたが、ハザードマップによる予想と実際に被害を受けたエリアは一致しています。自分が住むエリアのリスクがどのくらい高いのかを知っておくことは重要でしょう。

 各自治体では各種災害の被害を予想するハザードマップを作成しています。国土地理院は7月10日、地域の約3割が浸水した岡山県倉敷市真備町地区を中心としたエリアの浸水推定段彩図を公表しました。これは、映像などの情報をもとに、どの場所が何メートル浸水したのかを示したものですが、実際に浸水したエリアと、同地区のハザードマップ(2016年作成)における浸水予想エリアはほぼ一致しています。すべての地域で正確に予想できるのかは分かりませんが、ハザードマップによる予想は実際の被害状況と近いことが分かります。自分が住んでいる地域のハザードマップを確認しておくことは、災害対策の第一歩と言えそうです。

 ちなみに東京都千代田区のハザードマップを見ると、神田神保町から飯田橋にかけて、有楽町近辺などが浸水しやすいことが分かります。秋葉原近辺も水害の被害を受けやすいようです。港区のハザードマップでは赤坂見附から溜池にかけてや、西麻布などが浸水の被害を受けやすいことが分かります。

 地下鉄の赤坂見附駅は1993年の台風11号によって駅構内が冠水するという実害も発生しています。こうした事例から、地下鉄はかなりの水害対策を施しており、以前と比較すると水害は発生しにくい状況となっています。しかしながら、被害を受けやすい地域については、日頃から意識しておいて損はないでしょう。

 一般論として水は高い所から低い所に流れますから、ハザードマップ上でリスクが高いと書かれているエリアは大抵が土地が低い場所となっています。しかし都市部の場合、下水道の配置や構造などから、思わぬ地域で水害が発生することがあります。土地が高いからといって過剰に安心せず、ハザードマップを再確認しておいた方がよいでしょう。

 また立体交差などで道路が低くなっている場所では、安全と思われているエリアでも、局所的に水が溜るケースがありますから、自動車を運転している人は注意が必要です。

(The Capital Tribune Japan)

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