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山ごはんで登山をもっと楽しく!マナーを守って安全に調理しよう

  • 2022年6月13日
  • tenki.jp

登山の魅力のひとつが山で食べるごはんです。山で食べるおにぎりは、いつもと同じものでも、なぜか美味しく感じますよね。それが山で調理した温かいごはんなら、さらに満たされた気持ちになり、登山をもっと好きになります。

ただし山で調理をするとなると、周りの人たちに迷惑をかけないように、ある程度のマナーを頭に入れておく必要があります。そこで今回は、山ごはんを調理するときに気をつけるべきマナーについて詳しく解説していきます。

調理は風下の火を使える場所で行う

まずは登山計画を立てる段階で、目的の山で火気の使用が認められているのかを確認しましょう。山によってはどの場所でも火気厳禁としていることもありますし、エリアごとに火気の使用を禁止しているケースもあります。

たとえば関東で人気の日本百名山のひとつ、筑波山ではバーナーエリア以外での火気の使用が禁止されています。火気厳禁となっている場所での調理はもちろんNG。大きな火災の原因になる可能性もありますので、きちんとルールを守るように心がけましょう。

さらに火気の使用が認められていても、子どもが多くて安全に火を使えそうにない場所は避け、安全な場所を探して調理するとトラブルを回避しやすくなります。このとき、匂いが広まらないように、できるだけ風下を選ぶのもポイントです。

そこまで気を使う必要があるの?と思うかも知れませんが、火の事故は取り返しのつかないことになるケースもあります。とにかく周りに迷惑をかけないことを最優先して、山ごはんの調理を行うのが理想です。

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火を使って調理するときには安全な場所を選びましょう
火を使って調理するときには安全な場所を選びましょう


同行者がいる場合には荷物を重くしすぎない

山ごはんを楽しむためには、自宅で下処理を済ませて、食べるときには温めるだけという状態にしておきましょう。そうすることで調理器具などの荷物を減らせますし、何よりも短時間で調理が終わります。

それでも下処理を済ませた食材やガスバーナーなど、通常の登山よりはどうしても荷物が重くなってしまいます。体力や筋力に自信があるなら問題ありませんが、山ごはんの荷物を持ったことで同行者についていけなくなるというのはNGです。

同行者のためにと張り切って、たくさんの食材を持っていく人もいますが、それで歩くスピードが落ちてしまったのでは意味がありません。みんなで山ごはんを楽しみたいなら、食材や調理器具を分担して持ってもらいましょう。

ちなみに、これからの季節は食材が傷みやすいので、食材によっては保冷剤と一緒に保冷バッグなどに入れて運ぶ必要があります。そうなると荷物がさらに重くなり、歩くスピードはさらに遅くなりがちですので気をつけてください。

荷物が重くなりすぎないように気をつけましょう
荷物が重くなりすぎないように気をつけましょう

ベンチやテーブルを長時間占有しない

山によっては山頂エリアにベンチやテーブルが設置されていますが、それらを長時間占有するのは避けましょう。使ってはいけないわけではありませんが、ベンチやテーブルはみんなの共有物ですので、ずっと占有しているのは好ましくありません。

慣れないうちは準備に手間取るため、準備から食事が終わるまで1時間程かかることもありますが、そんなにも長い時間ベンチやテーブルを占有するのは、譲り合いの考え方からするとあまり好ましくありません。調理開始から食事が終わるまでの時間は、できるだけ短くしましょう。

そのために大事なのは、自宅でしっかりと下処理を済ませておくことです。慣れないうちは、山ではバーナーを使って温めるだけという状態にしておけば、調理時間を大幅に短縮できます。もしくは最初はインスタントラーメンのように、短時間で作れるものがおすすめです。

調理に長い時間かかるということは、それだけ下山のスケジュールも遅れてしまいます。調理に時間がかかったせいで日没までに下山できず、暗闇の中を下山するなんてことのようにしましょう。

山のベンチやテーブルは譲り合って使いましょう
山のベンチやテーブルは譲り合って使いましょう

調理で発生したゴミはすべて自分で持ち帰ること

あたり前のことですが、調理でゴミが発生した場合には、すべて自分で家まで持ち帰るのがルール。余った食材を山に捨ててしまうことのないように、気をつけてください。インスタントラーメンなどのスープもその場に捨てるのはNGです。

スープのような塩分が多いものを地面に流すと、生態系に悪影響を与えますし、匂いのせいで野生動物が近づいてくる可能性もあります。スープはすべて飲み干すか雑炊にするなどして、残さないよう工夫しましょう。

どうしても食材やスープが余ってしまった場合に備えて、ファスナー付きビニール袋を用意しておくのがおすすめです。ファスナー付きビニール袋だけでは不安という人は、ファスナー付きビニール袋を2重にするか、ファスナー付きビニール袋で封したものをビニール袋で包むとリュックの中で溢れるのを回避できます。

山ごはんは登山を楽しくしてくれますが、マナーを守らないとトラブルになることもあり、せっかくの登山を心から楽しめなくなってしまいます。そうならないためにも、ここでご紹介した内容を参考に、周りに迷惑をかけないように心がけつつ、山ごはんのある登山を満喫しましょう。

ゴミは持ち帰るのはもちろん、スープなども捨てないこと
ゴミは持ち帰るのはもちろん、スープなども捨てないこと

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