今日30日(水)の近畿地方は、天気が回復して日差しが戻っています。ただ、天気の移り変わりは早く、11月1日(金)から2日(土)は広く雨が降る見込み。特に2日(土)は台風21号から変わる温帯低気圧が通過し、雨脚が強まる恐れもあります。この雨の後は徐々に寒気の流れ込みが強まり、来週は晴れても肌寒さを感じるくらいになりそうです。
明日31日(木)にかけて、近畿地方は高気圧に覆われる見込みです。明日31日(木)は、薄い雲が広がるくらいで大体晴れの天気。朝は放射冷却がやや強まり、大阪市など都市部でも、気温が15℃を下回る所が多くなりそうです。
ただ、この晴れの天気は長続きしません。明後日11月1日(金)は、次第に天気を崩す前線が近づきます。南や西から雨の範囲が広がり、夕方以降は近畿地方のほぼ全域で雨が降る見込みです。
2日(土)は、台風から変わる温帯低気圧が近畿地方に近づき、断続的に雨。もとは台風ということで、この温帯低気圧は非常に湿った空気を伴っています。低気圧や前線周辺で雨雲が発達しやすく、2日(土)は雨脚が強まる恐れもあります。
3日(日)は台風から変わる温帯低気圧が東へ遠ざかる見込みです。朝までに雨はほとんどやんで、日中は晴れ間の広がる所が多いでしょう。最高気温は23℃前後の所が多く、比較的過ごしやすい見込みです。
4日(月)は等圧線が縦じま模様。次第に西高東低の、冬によく見られる気圧配置に変わります。北からはこの秋一番の寒気が流れ込んできそう。昼間は気温が20℃を超える所が多いですが、夕方以降、急に気温が下がってきます。夜は北寄りの風が強まり、風が冷たく感じられそうです。
その後、6日(水)ごろにかけて、朝の最低気温は都市部でも10℃前後の所が多くなる見込み。最高気温は日差しがあっても15℃を少し超えるくらいの所が多く、一日上着が欲しいくらいとなりそうです。
気温と服装の目安では、気温が10℃より低くなると「ダウンコート」や「冬のコート」、気温が10℃を超えると「薄手のコート」や「セーター」となっています。
来週前半、朝晩は都市部でもコートの出番となってきそう。昼間もセーターやカーディガンなど、厚手の服や羽織るものが必要になりそうです。
※人によって暑さや寒さの感じ方が異なりますので、あくまで目安とお考えください。