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紫外線は窓越しでも入る?室内への侵入を防ぐ方法4つを紹介

  • 2022年5月19日
  • tenki.jp

紫外線は太陽光に含まれているので、日光が直接当たらない室内にいれば問題ないというイメージがあります。
しかし、実際は屋内にいる間でも、紫外線対策は必要といわれています。

今回は、窓から入ってくる紫外線の量や、紫外線の侵入を防ぐための対策を紹介します。

窓越しは危険?紫外線は窓ガラスから入る

晴れた日に窓際に立つと、窓越しに太陽光の暖かさや明るさを感じられますが、窓ガラスを閉めていても、紫外線も少なからず室内に入ってきています。

実際、窓から差し込む太陽光が当たる床や壁、家具などは、日が当たらない場所に比べると色あせや劣化が進みやすく、窓越しでも紫外線の影響を受けていることがわかります。
もちろん、窓を開けているときより紫外線の量は少なくなりますが、屋内にいるときは、屋外にいる場合よりも紫外線対策を怠ってしまいがちです。

そのため、少量の紫外線でも肌や体へのダメージは大きくなりやすいので注意が必要です。


窓から入る紫外線の量

窓越しでも紫外線は侵入してくると説明しましたが、具体的にどのくらいの量の紫外線が入ってくるのでしょうか。
環境省の「紫外線 環境保健マニュアル2020」に掲載されている情報によると、屋内で働く人は屋外で働く人の10〜20%の紫外線を浴びていることがわかっています。[注1]

ただ、窓越しに入ってくる紫外線の量は、カーテンやブラインドの有無や窓ガラスの材質などによって異なります。

山口県学校薬剤師会が、県立高校で実施した紫外線測定によると、透明ガラスのUV-Bカット率は約6割だった一方、すりガラスの場合は窓から20cm以上離れると、ほとんどなくなるという結果が出たそうです。[注2]
このように、窓から入る紫外線量はそのときの状況下によって異なりますので、「10%くらいなら…」と安易に考えず、室内にいるときもしっかり紫外線対策を行うことをおすすめします。

紫外線の侵入を防ぐ4つの対策

窓から入ってくる紫外線を防ぐために、自分でできる対策法を4つご紹介します。

■1.UVカット率の高いカーテン、ブラインドをつける
前項で紹介した山口県薬剤師会の測定によると、窓ガラスにカーテンやブラインドを使用した場合、UV-Aは5%以下、UV-Bは20%以下になったという結果が報告されています。[注2]

近年ではUVカット加工が施されたカーテンやブラインドも販売されていますので、窓からの紫外線をできるだけ防ぎたいのなら、UVカット効果のあるカーテン、ブラインドの導入を検討してみましょう。

レースカーテンやブラインドなら、室内の明るさを損なわずに、紫外線だけを上手にカットできます。

■2.窓ガラスにUVカットフィルムを貼る
UVカット効果のある透明なフィルムを窓ガラスに貼ると、窓から入り込む紫外線の量を軽減できます。
多くのUVカットフィルムは、自分で好きなサイズにカットすることができるので、サイズの異なる窓もまんべんなくカバーできます。

UV加工仕様のカーテンやブラインドを新調するよりも低コストで実行できるので、手軽にUV対策したい方におすすめです。

■3.UVカットコーティングを施す
UVカットコーティングとは、紫外線をカットする効果のある塗料を窓ガラスの表面に塗る方法のことです。
塗料・工具ともに専用のものを使用する必要があるため、業者に依頼する必要がありますが、UVカットフィルムのように剥がれたり、色あせたりする心配がないところが大きな特徴です。

■4.UVカット効果のあるガラスに交換する
UVカット効果のある窓ガラスなら、カーテンやブラインドをかけたり、UVカットフィルムを貼ったりしなくても、紫外線を大幅にカットすることが可能です。
窓ガラスごと交換するのは時間と手間、そしてお金がかかりますが、フィルムを何度も張り替える手間が省けるほか、カーテンやブラインドで明るさを損なわずに済むところがメリットです。

以上、室内への紫外線侵入を防ぐ対策法を4つご紹介しましたが、どんなに窓ガラスに工夫を施しても、紫外線を100%カットするのは困難です。
そのため、窓ガラスの対策だけに留まらず、室内にいても日焼け止めを塗る、日の当たる窓際で長時間過ごすのを避けるなど、室内での過ごし方にも工夫を採り入れることが大切です。

紫外線は窓越しでも入ってくる!屋内でも油断せずにUV対策を行おう

窓をしっかり閉めていても、紫外線はガラスを透過して室内に侵入してきます。
屋内にいるからといって油断していると、紫外線の影響でシワやシミができたり、発がんリスクを高めたりする原因になりますので、室内でもきっちりUV対策することが大切です。

手頃な対策としては、UVカット効果のあるカーテンやブラインドを掛けたり、UVカットフィルムを貼ったりする方法が挙げられます。
明るさも確保したいのなら、多少コストはかかるものの、UVカットコーティングを施したり、UVカット効果のあるガラスに取り換えたりするのもひとつの方法です。

あわせて、室内で過ごすときは軽めの日焼け止めを塗ったり、窓際から離れたりする工夫も行うとよいでしょう。

天気予報専門メディア「tenki.jp」では、その日の紫外線の強さを表す「紫外線指数」をエリアごと、時間帯ごとに公開しています。
室内でも紫外線対策が必要かどうかチェックしたいときは、ぜひ紫外線指数を参考にしてみてください。

[注1]環境省:紫外線 環境保健マニュアル2020[pdf]
[注2]一般社団法人 山口県薬剤師会:学校における紫外線の測定と対策について[pdf]

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