今日20日、静岡では午前中から最高気温38℃台を観測し、9月の観測史上1位の値を更新しました。9月とは思えない危険な暑さとなっています。午後も熱中症に厳重に警戒してください。
静岡では、朝からたっぷりの日差しに恵まれたこと、フェーン現象の効果もあって、午前中からグングン気温が上がっています。また、静岡で西寄りの風が、隣の清水で東寄りの風が吹いているため、暑い空気が溜まりやすくなっています。午前11時40分までの最高気温は、38.6℃を観測しています。
これまでの9月の観測史上1位は、1995年9月11日に観測された37.1℃でした。これを大幅に上回り、9月の観測史上1位を更新しました。また、年間猛暑日日数は23回目となり、猛暑日最多記録も更新しています。
3連休初日の明日21日(土)も、9月とは思えない猛暑が続きそうです。
今日20日よりも雲が多くなりますが、高気圧圏内で晴れ間もあるでしょう。急な雨や雷雨となる所もありますが、広い範囲での天気の崩れはなさそうです。最高気温は、名古屋や津で34℃、静岡や岐阜で33℃の予想です。猛暑日は愛知県の一部に限られ、広く30℃以上の真夏日となる見込みです。今日20日ほど気温は上がりませんが、熱中症への警戒を緩めないようにしましょう。水分補給をこまめにしたり、適度に休憩もとるなどしてお過ごしください。
22日(日)は、秋雨前線が本州付近を南下し、東海地方には暖かく湿った空気が大量に流れ込む見込みです。朝から夕方にかけて、広い範囲で雨が降るでしょう。山地を中心に雨雲が発達し、雨脚が強まる所もありそうです。岐阜県や静岡県の山地などでは、24時間予想雨量が100ミリ〜200ミリと雨量が多くなる恐れがあります。最新の気象情報に注意してください。
23日(月)は、雨を降らせた前線は一旦南へ下がるため、広く晴れ間が戻る見込みです。にわか雨もごく一部の範囲に限られそうです。最高気温は、名古屋で33℃、岐阜で32℃、津で31℃、静岡で29℃の予想です。猛暑日の所はなさそうですが、気温は平年より高く9月とは思えない暑さが続く見込みです。熱中症対策をしっかりと行いましょう。
来週は短い周期で天気が変わるでしょう。25日(水)から26日(木)は、前線が再び本州付近に北上し、前線上を低気圧が東へ進む見込みです。長い時間雨が降り、雨量が多くなる恐れがあります。今後の気象情報に注意してください。
曇りや雨の日は、最高気温が30℃に届かない日もあり、猛暑から解放されそうです。日ごとの寒暖差、一日の中での寒暖差が大きくなるため、体調管理に気をつけてお過ごしください。