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山梨が誇る標高2トップの天気をリポート 「北岳」編

  • 2021年8月6日
  • tenki.jp

梅雨明け前後の晴れ間をついて、富士山と北岳に登ってきました。前回は梅雨明け直前の富士山の様子をお伝えしました。今回は梅雨明け直後の北岳の様子をリポートします。

梅雨明け後 快晴の北岳

梅雨明けの発表があったのは7月16日。その翌日は北岳に向かいました。この日から甲府発広河原行き早朝バスが運行されて、北岳の日帰りがしやすくなっています。

この日は終始快晴で、夏の登山の穏やかさを満喫できました。むしろ日差しが暑いくらいで、雪渓を上から下に吹く風の流れが敏感に感じ取れました。これぐらい空模様が安定していると、見通しもいいもので、遠く後立山連峰の峰々が立体的に見えました。あちらはまだ多くの雪が残っているようでした。
帰りのバスで、車掌が、ひと夏に何度かあるかどうかのいい天気だと言っていましたが、本当にその通りだと思います。

天気を天気図で振り返り

予想天気図を見ると、東日本は地上の太平洋高気圧に覆われ、上空500hPaでは5880mという高度の高い場になっていることがわかります。負の渦度の極大域でもあります。

これに対応して700hPaの湿数は18℃以上という非常に乾燥した領域がかかり、中部山岳は沈降場だと考えられます。雲の発生が少なく、もし発生したとしても背の高い雲に成長できない条件です。こういうときは、夏でも遠くが見通せるものです。

山に登って天気に親しむ

富士山でも北岳でも、それぞれレスキューの現場に遭遇しました。偶然なのでしょうが、久しぶりの登山で浮かれていると、思わぬケガをしてしまってもおかしくないと感じました。まず天気のいい条件の日に登ることが基本です。天気のコンテンツはあふれていますから、いろいろな情報に触れて天気を調べてください。天気を調べながら山に登ると、天気の理解が深まって楽しみは大きくなります。
山梨には、富士山と北岳の他にも、八ヶ岳、白根南嶺、奥秩父主脈など、魅力的な道がまだまだあります。今年の夏はできるだけたくさん歩こうと思います。

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