今日21日、気象庁は「中国地方と近畿地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。ともに平年より2日遅い梅雨明けです。この先は晴れますが、気温が上がる午後は天気急変にご注意下さい。連日、猛暑と熱帯夜が続くため、昼間だけでなく、夜の熱中症にも警戒が必要です。
今日21日、気象庁は「中国地方と近畿地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
中国地方と近畿地方ともに
平年(7月19日ごろ)より2日遅く、昨年(7月16日ごろ)より5日遅い梅雨明けです。
今年は梅雨入りが近畿地方では6月21日(平年6月6日ごろ)、中国地方では6月22日(平年6月6日ごろ)と遅かったため、梅雨期間は中国地方では29日、近畿地方では30日と、平年(43日)の3分の2ほどの短い梅雨となりました(速報値)。
昨日7月20日までの30日間の降水量の合計は、広島市で484.0ミリ(平年の1.5倍)、大阪市で359.0ミリ(平年の1.65倍)など、平年より多い所がほとんどで、短期集中型の梅雨となりました。
※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値で、春から夏にかけての天候経過を考慮して再検討され、見直されることがあります。
この先は晴れますが、気温が上がる午後は大気の状態が不安定。急な雨や雷雨にご注意下さい。連日、猛暑と熱帯夜が続くため、昼間だけでなく、夜の熱中症にも警戒が必要です。