今日18日は、西日本や東日本を中心に最高気温が35℃以上の猛暑日になる所もあり、大阪府と石川県には今年初めての熱中症警戒アラートが発表。局地的に激しい雨が降り、土砂災害や低い土地の浸水などに注意、警戒を。
今日18日は、梅雨前線が東北付近にのびるでしょう。前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本や北日本を中心に大気の不安定な状態が続きそうです。
1時間降水量は、鹿児島県南大隅町で42.0ミリ(午前2時27分まで)、山形県最上町の瀬見で40.0ミリ(午前1時45分まで)、新潟県村上市の三面で30.0ミリ(午前0時1分まで)と、激しい雨が降りました。
九州など前線から離れた所でも雨雲が発達しやすく、大雨による土砂災害や低い土地の浸水などに注意、警戒が必要です。また、落雷や竜巻などの突風、ひょうにもご注意ください。
今日18日は、沖縄では強い日差しが照りつけますが、天気の急変にご注意ください。午後は激しい雨が降る所もあるでしょう。九州南部も所々で雷雨となりますが、午後は晴れ間が出そうです。
九州北部は昼頃まで、四国は太平洋側を中心に雨が降りやすいでしょう。局地的には雷を伴った激しい雨が降りそうです。中国地方や近畿も、午後は一時的にザッと雨が降るでしょう。東海や関東甲信、北陸は朝晩を中心ににわか雨や雷雨になる所がありますが、日中は強い日差しが照りつけそうです。
東北は梅雨空が続き、北部を中心に雨雲がかかるでしょう。昼頃からは激しい雨の降る所がありそうです。北海道は晴れ間が出ますが、東部を中心に所々で雨が降るでしょう。
今日18日の最高気温は、沖縄や九州から関東甲信では35℃前後の所が多いでしょう。東海や関東甲信は昨日17日より高く、名古屋は36℃と体温並みの暑さになりそうです。北陸は33℃くらいと、真夏並みでしょう。
熱中症警戒アラートが、沖縄県(大東島地方除く)、鹿児島県、熊本県、長崎県、和歌山県、奈良県、兵庫県、大阪府、京都府、福井県、石川県、三重県、愛知県、静岡県で発表されています。大阪府と石川県では、今年初めての熱中症警戒アラートの発表です。
東北と北海道は広く30℃前後で、昨日17日と同じくらいの所が多いでしょう。不快な蒸し暑さが続きそうです。
熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。