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意外と知らない国道の不思議 〜東日本編〜

  • 2018年4月23日
  • tenki.jp

だんだんと気温も上がり、外に出かけるにはちょうどよい気候になってきました。ゴールデンウィークには、少し遠出をしようと考えている人も多いのではないでしょうか。普段、自動車で出かける人ならば、好きな道路、嫌いな道路などがあるかもしれません。よく観察してみると、これが国道……? というような少し変わった道路もたくさんあるのです。
そこで、今回はちょっと気になる日本の国道をご紹介します。出かける機会があれば、ぜひご覧になってください。

国道ってどんな道路?

国道と呼ばれる道路は何となく大きい道路のことかな……という大まかな印象ですが、厳密にいうと道路は4つの種類に分かれています。道路法によると、
1)高速自動車国道
2)一般国道
3)都道府県道
4)市町村道
の4種類に分類されます。そのうちの1)2)が国道に当たります。
国道は、政令によって指定され、国が管理をしています。また、「全国的な幹線道路網を構成」するものとも指定されています。国道には政治、経済、文化上の重要都市を連絡する道路としての役割が期待されているのですね。そんな重要な道路である国道は、日本全国に459路線存在しています。中には、一風変わった国道も存在しています。


日本一長い国道はどこにある?

国道は重要な都市を結ぶ道路ですから、ある程度の距離があるという印象ですが、日本で最も長い国道をご存じでしょうか? 日本で一番長い国道は、国道4号でその距離なんと742.8km! これは一般国道の中でも断トツの長さ。この道路は江戸時代から存在する歴史あるもので、東京の日本橋を出発点としています。江戸時代当時は日光街道や奥州街道にあたる場所で、まさに経済の重要拠点を結ぶ役割を果たしていました。
現在の国道4号は、埼玉・茨城・栃木・福島・宮城・岩手の各県を経て青森市に至る路線となっています。また、国道4号はその長さからか非常にシンプルな道のりになっています。そのため、ドライブやツーリングをする人にとっては走りやすく、走破したくなる国道なのかもしれませんね。

国道4号の始点、日本橋
国道4号の始点、日本橋

車で通れない国道がある!?

国道といえば、当然車が通れるのは当たり前といった考えですが、実は日本でただひとつ車が通ることができない国道があるのです。青森県にある「階段国道」と呼ばれる国道です。津軽半島の最北端に位置する竜飛岬は観光地としても人気の場所。そこには「国道339号」という看板がしっかり立てられた階段が……。その距離はわずか388.2mという短さです。
この場所が国道に指定されたのは1974年のこと。高低差70mほどの坂道の中腹に中学校が、頂上には小学校がありました。そのとき、子どもたちが通学しやすいようにと整備されたのが階段国道でした。この階段国道のように国道だからといって必ずしも車が通れなければいけないという規則はないのだとか。現在では、竜飛岬と並んで津軽半島を代表する観光地として存在感を発揮しています。
── 普段、何気なく通過している国道も調べてみるとおもしろいネタがたくさん出てくるかもしれません。レジャーの際には意識して、国道を見てみるとよいかもしれませんね。次回は西日本編をお伝えします。

日本随一の珍しい国道、階段国道
日本随一の珍しい国道、階段国道

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