今日3月11日は東日本大震災から13年。3・11をきっかけに様々な自然災害を振り返り、地震や津波だけでなく、大雨や大雪、火山噴火など、あらゆる災害に備えておきましょう。
東日本大震災から今日3月11日で13年です。災害大国と言われる日本は地震や津波の他にも、大雨や大雪、火山噴火など、様々な自然災害が多く発生しています。
3・11をきっかけに自然災害について振り返り、いざという時のために日頃から備えておきましょう。
今年は元日に能登半島地震が発生。また、2月末からは千葉県東方沖で地震が頻発するなど、日本のあちらこちらで地震が発生しています。
地震はいつでも発生しうるため、普段からの備えが非常に重要です。万が一に備えて日頃からできる準備をしておきましょう。
また、津波も地震と同じく、その発生のタイミングや規模をあらかじめ予測することができません。特に海などの水辺に近い所に住んでいる場合や訪れる場合には、そういった危険があることを念頭において備えをするようにしましょう。
大雨は、台風や前線など、一年を通して様々な要因で発生し、時に大きな被害をもたらします。
平成30年7月には西日本豪雨(平成30年7月豪雨)が発生しました。
非常に激しい雨が同じ場所で降り続く「線状降水帯」が多く発生し、西日本を中心に記録的な大雨となりました。この豪雨により、西日本を中心に多くの地域で河川の氾濫や浸水害、土砂災害が発生し、死者や行方不明者が200人を超える甚大な災害となりました。
日頃から大雨に備えておくとともに、気象情報を確認していざという時に適切な行動がとれるように心構えをしておきましょう。
日本では国土の約半分が「豪雪地帯」に指定されており、日本海側を中心に度々大雪に見舞われています。
今年1月下旬には日本列島に強烈な寒気が流れ込み、活発な雪雲がかかった北陸や東海、近畿などで短時間で積雪が一気に増え、局地的な大雪となりました。また、東海の平地など、普段、雪のあまり降らない所でも積雪となりました。
都市部では少しの積雪でも交通機関が乱れるなど生活に大きな影響を及ぼします。気象情報を確認し、適切な行動ができるよう心がけましょう。
日本は世界有数の火山大国でもあります。
今年2月14日には、鹿児島県の桜島の南岳山頂火口で爆発的噴火が発生し、噴煙が火口縁上5000mまで上がりました。噴煙の高さが5000mに達する噴火は2020年8月9日以来でした。
火山による災害は、噴石や火砕流、火山泥流、溶岩流、火山灰と種類が多く、影響する範囲も大きいものとなります。噴火等の際に影響を受けそうな火山を認識し、いざというときに迷わず行動ができるよう日頃から準備をしていきましょう。