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12日(火)短時間で雨風強まる 九州〜東海は朝がピーク 関東は夕方に横殴りの雨

  • 2024年3月11日
  • tenki.jp

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明日12日(火)は太平洋側を中心に短時間で雨や風が強まるでしょう。長時間降り続く雨ではありませんが、低気圧が通過するタイミングで局地的に雨脚が強まりそうです。風も強く、横殴り雨になる所もあるでしょう。天気が回復した後も変わりやすい天気で、急に発達する雨雲や雷雲に注意が必要です。

明日12日(火) 短時間で激しい雨や雷雨の可能性

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今夜から明日12日(火)にかけて、前線を伴った低気圧が発達しながら本州の南岸を通過する見込みです。
西から雨の範囲が広がり、次第に北よりの風が強まるでしょう。前線や低気圧に向かって、高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が流れ込むため、沖縄や西〜東日本の太平洋側で大気の状態が不安定になりそうです。
低気圧の動きは速く、雨が降る時間はそれほど長くはありませんが、短時間で活発な雨雲が通過していきます。朝の通勤通学の時間帯は、九州南部から東海、北陸で本降りの雨となり、風も強まるでしょう。時間に余裕を持って出かけるようにしてください。
関東は昼前から雨が降りだし、夕方に雨のピークとなります。東北は昼過ぎに雨や雪が降るでしょう。

再び南岸低気圧が通過 関東の雪は山沿いが中心 平野部は雨風強まる

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先週から数日の周期で通過している南岸低気圧。関東に大雪をもたらし、交通機関などに大きな混乱を及ぼすことのある気圧配置です。
明日12日(火)の関東は上空の寒気の流入は弱く、雪を降らす目安である上空1500メートル付近0℃以下の寒気がかかるのは、関東北部の山沿いのみになるでしょう。東京都心など関東の平野部では雨となり、雪やみぞれになるのは、山沿いが中心となりそうです。
ただ、油断はできません。関東では低気圧が通過する夕方に、雷を伴ってザッと激しい雨の降る所があるでしょう。風も強く、横殴りの雨になることもありますので、注意が必要です。

低気圧通過後は寒気注入 西日本は晴れても天気の急変に注意

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九州から東海にかけての雨は午前が中心で、午後は天気が回復に向かいます。ただ、低気圧が通過後は寒気が流れ込みます。西日本は日が差していても、天気の急変にお気をつけください。
関東や北陸、東北は昼頃から断続的に雨や雪が降るでしょう。北海道も雲が多く、所々で雪雲や雨雲がかかりそうです。

全国的に北よりの風に変わり、空気が冷たいでしょう。最高気温はきょうと同じくらいか低い所が多く、日差しの乏しい地域では数字よりも寒く感じられそうです。服装選びは慎重に行ってください。

激しい雨って どんな雨?

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明日12日(火)は、太平洋側を中心に激しい雨の降る所があります。

激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では(激しい雨が降った所では)、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。

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