今日5日、昼前から関東地方などで降り始めた雪は、徐々に範囲が広がり、平野部でも雪が積もり始めています。東京都心では、雪の降りだしとともに気温が大きく下がってきました。また、長野県では、普段雪が比較的少ない中部や南部を中心に、大雪に警戒が必要です。
雪の降りだしとともに、各地で気温がグッと下がってきました。東京都心では、昼前には5℃以上あった気温が、14時20分には1.2℃まで低下しています。
また、14時時点での積雪深は、長野市で7cm、甲府市で2cm、前橋市で4cm、熊谷市と宇都宮市で1cmなど、平地でも徐々に雪が積もり始めています。積雪は、このあともさらに増える見込みです。
13時過ぎ、長野県の中野飯山地域を除く広い範囲に、大雪警報が発表されました。普段雪が比較的少ない中部と南部では、今後12時間に25〜30センチの雪が降り、大雪となるでしょう。これから明日6日の明け方にかけて、大雪や路面の凍結による交通障害に警戒してください。
また、湿った重い雪による電線や架線、樹木への着雪にも注意が必要です。
風雪や大雪、低温によって以下のようなリスクがあります。
(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。
(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。