関東では、この先1週間の花粉の飛散量は連日のように「非常に多い」でしょう。ただ、東京のこれまでの花粉の飛散量は所々で予測最大値の5割以上となり、今シーズンの花粉も折り返しとなっています。
関東では、29日(水)以降は雲は多めながらも晴れ間が出るでしょう。花粉の飛散量は連日のように「非常に多い」予想です。雨の降ることはありますが、一時的な雨では花粉の飛散量はあまり減りません。雲の多い天気でも油断せずに対策をなさってください。
上のグラフは今シーズンのスギ・ヒノキ花粉の予測最大値と1月4日〜3月27日までのスギ・ヒノキ花粉の飛散数の合計値との比較です。(東京都福祉保健局「東京都アレルギー情報navi.」のデータより、最新のデータがある青梅、八王子、多摩、町田、立川、府中、小平のデータをもとに作成)
予測最大値に対して、これまで(1月4日〜3月27日)の飛散数は、立川では86%、小平で66%、府中で53%、青梅で51%などと所々で50%を超えて、花粉シーズンも折り返しとなっています。
関東のスギ花粉の飛散のピークは3月いっぱいまでの見込みです。ヒノキ花粉の飛散のピークは4月中旬にかけてとなるでしょう。花粉シーズンも後半です。
ただ、ピークを越えたあとも、関東などでは例年ゴールデンウィーク頃まで花粉が飛ぶことが多くなっています。花粉症の方はしばらく対策を続けておくと安心です。