きょう2月21日(火)は、きのう以上に寒く、最高気温は全国的に真冬並みの寒さとなりました。あす22日(水)朝が寒さの底で、東京都心で0℃と底冷えになりそうです。日中は強い北風が収まりますが、真冬並みの寒さが続くでしょう。この先、寒さいつまで?
きょう21日(火)は、冬型の気圧配置が強まり、きのう以上に強い寒気が南下しました。日本海側は広く雪、関東など太平洋側は晴れましたが、最高気温は10℃に届かない所が多く、真冬以下の寒さとなりました。
15時までの最高気温は、東京都心9.2℃(前日差約6℃ダウン)、名古屋市8.4℃(前日差約4℃ダウン)、大阪市8.5℃(前日差約4℃ダウン)、広島市8.2℃(前日差約4℃ダウン)、高知市9.8℃(前日差約5℃ダウン)、福岡市10.0℃(前日差約2℃ダウン)など。冷たい北風が強く、数字以上に寒く感じられました。
北海道や東北北部は、広範囲で日中も氷点下となり、札幌はマイナス3.0℃、青森市マイナス1.5℃など。その他、仙台市2.8℃、金沢市3.1℃など、東北南部や北陸では、3℃以下の所が多くなりました。
また、長野市はマイナス1.3℃と、24日ぶりに真冬日(最高気温が0℃未満)になるかもしれません。
あす22日(水)は、冬型の気圧配置は緩み、西から高気圧に覆われる見込みです。北日本の日本海側や新潟は、午前中は寒気の影響が残るため所々で雪が降りますが、午後は次第に止む見込みです。関東から九州は広く晴れて、強い風もおさまるでしょう。
ただ、朝の冷え込みが強まります。最低気温は、東京都心0℃、名古屋市はマイナス1℃と、底冷えとなりそうです。仙台市マイナス3℃、札幌市はマイナス6℃と、凍える寒さとなるでしょう。
日中は強い北風は収まり少しホッとできますが、最高気温は関東〜九州で10℃前後と、冬の寒さが続くでしょう。防寒対策は万全にしてお出かけ下さい。
この先、週末にかけては平年並みか平年より低い所が多いでしょう。ただ、来週は全国的に晴れて、最高気温は関東以西で15℃前後、札幌市も5℃前後と、3月中旬〜下旬並みの暖かさとなりそうです。
日々の寒暖差が大きくなるため、服装でうまく調節しましょう。
上の図は、気温と服装の目安です。
気温が10℃を下回るとコートが欲しくなり、5℃を下回るとダウンなど厚手のコートが必須となります。体感温度は気温だけでなく、風の強さも影響します。一般的に風速が1メートル増すと、体感温度は1℃下がるといわれています。風の強い日には、風を通しにくい衣服を一枚多く重ねるなど工夫すると良いでしょう。
また、寒さは三つの首からといいます。首・手首・足首を、マフラーや手袋、ブーツでしっかりガード。暖かくしてお出かけ下さい。