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1月の雪 東京都心で積雪10センチ 2月も寒波 雪と寒さの見通し 花粉の季節に

  • 2022年1月31日
  • tenki.jp

1月は、日本海側だけでなく、東海や関東など太平洋側の平野でも積雪になりました。2月初めも、強い寒気が流れ込み、日本海側の積雪が増えるばかりか、太平洋側でも雪が降る可能性があります。厳しい寒さはまだ続きますが、まもなく花粉の季節です。

年始は寒波で日本海側を中心に大雪

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1月1日は、冬型の気圧配置で、年末から強い寒気が流れ込んだ影響で、北海道から中国地方の日本海側を中心に大雪になりました。1日の最深積雪は、青森市85センチ、鳥取市24センチなど、平野でも平年を大幅に上回った所がありました。兵庫県朝来市和田山では61センチで、平年3センチのおよそ20倍になりました。
年始にかけての大雪の原因の一つとして、負の北極振動があります。北極振動は、日本の冬の天候に大きな影響を与えることで知られています。北極振動とは、気圧が北極域で平年より低いとき、日本などがある中緯度帯で平年より高くなり、その逆の場合、北極域で平年より高いとき、中緯度帯で平年より低くなる現象です。前者は正の北極振動で、北極からの寒気が中緯度に流れ込みにくく、日本を含む中緯度帯では高温傾向になります。後者は負の北極振動で、北極からの寒気が中緯度に流れ込みやすく、日本を含む中緯度帯では低温傾向になります。

関東など太平洋側の平野でも雪 東京都心の積雪10センチ

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6日は、低気圧が本州の南を東進しました。この低気圧とは別に、関東の南を小さな低気圧が進みました。関東では、地上付近が乾燥していた状態で降水になったことで地上付近の気温が下がったことや、内陸に溜まっていた冷たい空気が北風で南部の平野まで流れ込んだことなどにより、南部を中心に平野でも降り始めから雪になり、降った雪は積もる一方になりました。東京都心では、昼頃から雪が降りだし、気温は午後1時で0℃、夜にかけて氷点下になった時間が長くなりました。午後6時の積雪の深さは10センチになりました。

冬型の気圧配置 京都市の積雪14センチ

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12日から14日にかけて、冬型の気圧配置が続きました。14日の最深積雪は、富山市43センチ、金沢市10センチと、平年の2倍から3倍になりました。雪雲は太平洋側にも流れ込み、名古屋市では13日と14日の最深積雪が1センチになりました。
1月下旬にかけても、冬型の気圧配置になり、北海道から中国地方の日本海側に雪雲が流れ込むことがありました。京都市では20日から21日にかけて雪が降り、21日の最深積雪は14センチになりました。京都市では2017年の1月以来、5年ぶりに、積雪の深さが10センチ以上になりました。

冬型の気圧配置が続き 31日の積雪の深さは平年の2倍の所も

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31日も冬型の気圧配置が続く影響で、北海道から中国地方の日本海側を中心に雪が降っている所があります。午後2時の積雪の深さは、北海道胆振地方の室蘭市22センチ、秋田市47センチと、平年のおよそ2倍になっています。

1月の気温経過

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1月の気温経過をみると、1月上旬は、負の北極振動の出現もあり、九州から北海道の気温は、低めでした。中旬は、負の北極振動はみられなくなりましたが、冬型の気圧配置になったこともあり、沖縄・奄美、九州から関東の気温は、平年より低くなりました。一方、東北や北海道は、平年より高くなりました。下旬は、沖縄・奄美、九州を中心に気温は、平年より高めになりました。

2月初めに寒波 積雪さらに増える恐れ スギ・ヒノキ花粉の飛散は?

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2月の初めは、再び、負の北極振動が出現する見込みです。冬型の気圧配置になり、日本付近に寒気が流れ込むでしょう。寒気の影響は長く続き、北海道や東北の日本海側、北陸を中心に雪が降る日が続く見込みです。積雪がさらに増える恐れがあります。近畿や中国地方にも、日本海から雪雲が流れ込むでしょう。雪の降り方が強まったり、雪雲が、東海など太平洋側にも流れ込む可能性もあります。全国的に厳しい寒さが続くでしょう。
2月の中旬頃からは、シベリアからアリューシャン近海にかけて、気圧が高く、日本に北から寒気が流れ込みにくくなるでしょう。次第に、全国的に厳しい寒さが、長く続くことはなくなりそうです。
3月から4月にかけも、日本に北から寒気が流れ込みにくい見込みです。沖縄では、季節の進みはゆっくりですが、九州から関東は、平年と大きく変わらず、春を実感できるでしょう。東北や北海道では、高温傾向で、平年より早い時期から、雪どけによる、なだれや洪水などに注意が必要です。
スギ花粉は、2月上旬に九州や中国地方、四国、東海、関東の一部で、飛散開始になる見込みです。スギ花粉は、飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めています。早めに花粉対策を始めるとよいでしょう。飛散開始日とは、1平方センチメートル当たり1個以上の花粉を2日連続して観測した最初の日のことです。スギ花粉飛散のピークは、福岡や高松で2月下旬から3月上旬、広島や大阪、名古屋では3月上旬から中旬の予想です。金沢や東京、仙台は3月上旬から下旬でしょう。
スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉が飛び始めます。ヒノキ花粉の飛散のピークは、福岡や高松では3月下旬から4月上旬、広島では4月上旬の見込みです。大阪や名古屋、東京では4月上旬から中旬でしょう。金沢と仙台は、4月を中心にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散量は他の地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはない見込みです。

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