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寒暖差大きく 地震が相次いだ2月 3月は季節の進み早く 春本番へ

  • 2021年2月27日
  • tenki.jp

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2月は冬と春がせめぎあい、季節先取りの暖かさの日もあれば、冬の嵐となり、大雪の日もありました。2月の振り返りと3月の天気傾向です。

早い春一番

立春(3日)を迎えた直後の4日には関東地方で春一番が吹きました。統計を取り始めた1951年以降、最も早い記録となりました。この日、日本海を進む低気圧に向かって暖かい南よりの風が強まり、東京都心では最大瞬間風速15.2メートルを観測しました。
また、20日には北陸や東海、中国、四国、九州北部地方(山口県を含む)で続々と春一番を観測しました。

冬の嵐の日も

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15日から16日にかけて、低気圧が本州付近から北海道へと進み、急発達しました。低気圧の中心気圧は、15日の午前3時は998hPaで、16日の午前3時には948hPaと24時間で50hPaもの急激な低下となりました。この低気圧の接近に伴い、北海道では最低海面気圧が以下の地点で観測史上1位の値を更新しました。
●根室:947.8hPa
●釧路:956.4hPa
●網走:956.7hPa
その後、日本付近は冬型の気圧配置になりました。17日夜には、上空1500メートル付近で、マイナス12℃以下の寒気が、九州北部まで流れ込みました。福岡の上空で、平年より10℃くらい低い寒気でした。
12時間降雪量は、新潟県糸魚川市能生は17日15時までで59 センチ、上越市は17日17時までで56センチなど、統計開始以来、2月の1位の値を更新した所がありました。48時間降雪量は、福島県只見町で、18日4時までで114センチと、たった2日で100センチ以上の雪が降り、統計開始以来、2月として1位になりました。
また、鹿児島市では18日、最深積雪は2センチを観測しました。鹿児島市で2月に2センチ以上の積雪になるのは、2005年以来、16年ぶりのことでした。

寒暖差激しく 2月とは思えない暖かさも

一転して、21日から22日は2月とは思えない暖かさとなりました。広く気温が上がり、東京都心では、2日連続で20℃を超えました。2月に2日連続で20℃以上になるのは、1876年の統計開始以来、過去およそ140年間で5回目と珍しく、2016年以来5年ぶりのことでした。
2月は冬と春がせめぎ合い、季節が行ったり来たりしました。

福島県沖で最大震度6強の地震

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また、大きな地震もありました。2月13日23時8分頃に発生した福島県沖を震源とする地震では、宮城県蔵王町、福島県国見町、相馬市、新地町で震度6強を観測しました。
その後も地震が相次ぎました。14日16時31分頃には、福島県沖を震源とする地震で、福島県相馬市、南相馬市、大熊町、双葉町、浪江町で、震度4を観測しました。15日13時28分頃には、和歌山県北部を震源とする地震で、和歌山市で震度4を観測。19日18時11分頃には、岩手県内陸北部を震源とする地震で、岩手県二戸市で震度4を観測しました。
tenki.jpの「万が一に備えて」「地震を知る」なども参考にして、日ごろから地震への備えをなさってください。

3月は?

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3月は全国的に平均気温は平年並みか高いでしょう。日によって、寒暖の差はありますが、季節の進みは早い見込みです。桜の開花も平年より早い所が多くなるでしょう。3月中旬には福岡市や東京都心などで咲き始めそうです。
冬型の気圧配置が続かないため、北海道と東北の日本海側は雪や雨の降る日は平年より少なくなるでしょう。本州付近は周期的に低気圧の影響を受けるため、関東から九州は平年より晴れる日が少なくなりそうです。降水量は平年より多くなるでしょう。

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