砂漠の中でたくましく生きるサボテンはとても魅力的な植物です。
しかし、サボテンの種類はとても多くどれを選べばいいか迷う方もいると思います。
そこで今回は玉サボテンと呼ばれる球形に育つ種類のものをいくつかご紹介します。
ランポー玉はサボテン科のアストロフィツム属の植物です。
棘がなく白い斑点があるのが特徴です。
比較的育てやすい品種なたため気軽に始めることもできます。
また、アストロフィツムとは星の植物という意味があり、稜線が5本あることで星のように見えるからという説があります。
近年はその稜線を3本や4本に改良したものがあるので、選択の幅が広がっています。
金鯱はメキシコが原産のサボテンです。
高さは最大が1メーターほどの大きさになる品種です。
もちろん購入する際は小さなものがあります。
気温に気をつけていれば、それほど管理に神経質になる必要はありません。
花が咲くのに20年ほどかかるため気を長くして待つ必要があります。
般若という名を持つこの種類は、ランポー玉と同じサボテン科アストロフィツム属の植物です。
ランポー玉と同じく白い斑点があり稜線がありますが、違うのは稜線が8本あり、棘が長いことです。
見た目は私達の想像するサボテンの形に近いです。
白い斑点がない品種である青般若であったり、棘が黄色の金刺般若と呼ばれるものもあるので好みに合わせて選ぶことができると思います。
ランポー玉と近い植物なので一緒に育てて成長の違いを観察してみるのも面白いかもしれません。
サボテンはたくさんの種類があります。
今回玉サボテンの紹介が好みのサボテンを見つける良い機会になればよいと思います。