手間が比較的かからず、それでいて可愛らしい多肉植物。
その人気は女性にも高く、「多肉女子」なんて言葉が生まれているとか…
そんな噂を聞いて、私も多肉植物を育てたい!と思った方に、オススメ品種の名前一覧を「成長する時期に分けて」紹介します。
熱帯地域を原産とし、20度くらいから30度くらいを好む品種が多いカテゴリとなっています。
特に初夏から初秋にかけて大きく成長する品種についてご紹介します。
まず代表的なものはアロエ属。
刺々しい細長くて緑色の葉が長く伸びているのが特徴のアロエは品種にもよりますが、比較的水やりの手間も少なくて育てやすいです。
特にキダチアロエは夏季にはほとんど水を与えなくてよく、爆発的に増えるので初心者向けといえます。
また、育てやすく、寄せ植えによく使われるエケベリア属という品種もあります。
透明感あふれる青緑色の葉っぱが放射線上に広がる多肉植物で、その形やフォルムなどによって細かく区分されますが、中には古紫のように色自体が他のものと違う品種もあります。
サボテンやアロエなどのイメージからは、多肉植物に冬に育つイメージはあまりないかもしれません。
しかし中には5〜20度あたりを生育温度とする多肉植物もいます。
これらは日本の冬も少し苦手な上、夏はもっと育ちにくいので、中級者向けかも知れません。
代表的なものにはアオエニウム属というものがあります。
黒っぽいものから鮮やかな黄緑色のものまで多くあり、アオエニウムの品種のみで寄せ植えを行っても楽しいかもしれませんね。
最後に、夏型と冬型のちょうど間に位置する多肉植物を紹介します。
寒さや暑さにもそれなりに強く、繁殖力の強い品種が多いとされているので、初心者の方はこのカテゴリの品種から育てるのが無難かもしれません。
代表的なものにはグラプトペダルム属というものがあります。
非常に繁殖力が強いのが特徴で、葉が落ちたと思ったら底から新しい芽が出ていることもあります。
特に夏の暑さや冬の寒さに強く、初心者向けの品種です。
特に代表的なものをピックアップして紹介した今回の記事、いかがだったでしょうか?
これらの他にも多肉植物はたくさんあります。
基本的に育てやすいものが多いので、気に入った品種があれば挑戦してみましょう。
名前がわからない時はGreenSnapのサイトで検索すれば、画像と名前が探せます。
※トップ画像はPhoto by びすこさん@GreenSnap