「簡単だって聞いたから育てたけど結局枯らしてしまった」という人でも、セダムなら大丈夫かもしれません。
しかしセダムも種類がたくさんあるので迷ってしまうと思います。
そこで、オススメのセダムの種類をご紹介します。
セダムとはオセアニアを除いてほぼ全世界に分布している多肉植物で、寒さ暑さにも強い種類です。
世界で400種ほど発見されており、日本でも17種あります。
多種多様な見た目から「観葉植物」としても扱われます。
名前の由来は、岩壁などに張り付いて自生するため、ラテン語の「座る」を意味する「セデス」からとられた名前です。
セダムの種類の中でも特に寒さ、暑さに強く、丈夫なのは虹の玉です。
プリプリとした葉をたくさんつけた、とても可愛らしい種類です。
成長速度も穏やかで育てやすいです。
秋から春にかけての気温が落ちている時期は葉を赤く染めるのが非常に美しいです。
夏場は緑色になり、季節ごとで見せてくれる表情があるので、育てていてとても楽しいでしょう。
銘月も虹の玉と同様、とても育てやすい種類のセダムです。
葉の形が少し平たく先端が尖っており、放射状に葉をつけます。
寒くなってくると少しオレンジ色の葉になり、春から夏にかけて星形の花を咲かせます。
こちらも季節ごとに楽しめます。
乙女心は銘月と虹の玉よりは少し暑さに弱い種類です。
夏の間の暑さや湿度に気をつけておけば簡単に育てられます。
見た目は少しバナナのようです。
先端が赤く染まっており、薄く白い粉をはたいたようです。
寒くなってくると全体的に赤くなります。
英名ではjelly beans plant(ジェリービーンズプラント)やmany fingers(メニーフィンガーズ)と呼ばれています。
とても人気のセダム。ぜひお家で育ててみてください。
※トップ画像はPhoto by しーさんさん@GreenSnap