乾燥に強くなるため、自分の中で水を貯めこむようになった多肉植物。
その性質から水やりの手間があまりかからないので、初心者にもよくおすすめされます。
その中でも特に育てやすいものを、いくつかピックアップしてみました。
光沢のあるぷりぷりした葉がたくさんついていて、可愛らしく美味しそうな見た目のニジノタマ。
夏は緑、春や秋には真っ赤に染まる葉色が特徴的です。
耐寒性もあって、凍結や霜に注意してやれば屋外で育てていても越冬可能なほど頑健です。
葉の厚みがあって、見た目からして可愛いのがこの星美人。
紅葉の時期には葉色が紫に近づいていきます。
寒さに弱いので、冬場には室内に避難させてあげるといいでしょう。
増やしやすい事で有名で、葉挿しでもどんどん増やせます。
似たような品種に月美人というのがあって、専門家でなければ見分けがつかないレベルです。
エケベリアに属する女雛は、ホームセンターなどでも売られているので入手も簡単です。
小さな葉が並ぶ姿形は、上から見ると一輪の花のようです。
その葉の縁が赤く色づいているのもまた美しさを際立たせます。
綺麗に育てるのが難しいと言われるエケベリアの中では、比較的育てやすい方なのもポイントです。
多肉植物とはいえ植物なので、最低限の手間をかけてやらないと枯れてしまいます。
これらの花は「うっかり昨日水やりを忘れてしまった」という時でも、自前で耐えてくれるという意味で手間がかかりません。
しかし、綺麗に育てるためには相応に手を掛けてやる必要も出てきます。
同じ育てるのなら、綺麗にしてあげたいですよね。
※トップ画像はPhoto by まめさん@GreenSnap