木々が色づく秋。植物の鑑賞にはもってこいの季節です。
もちろん足を伸ばして紅葉を見に行くのも良いですが、秋らしい多肉植物の寄せ植えをすれば、ご家庭でも身近に秋を感じることができますよ。
今回は秋の寄せ植えにピッタリの多肉植物をご紹介!
カランコエは熱帯が原産の多肉植物です。
開花時期は10月〜6月。赤やピンク、オレンジ、黄色など、色とりどりの鮮やかで小さな花を毎年たくさん咲かせる多年草です。
寒さに弱いため、鉢植えにし、冬は室内で管理しましょう。
一方、乾燥に強く、ほかの多肉植物との相性は抜群です。
葉のような形をしたセダムを一緒に植えると、カランコエの花色がより一層引き立つのでおすすめです。
セダムはマンネングサ属ベンケイソウ科の植物で、育てやすく人気な多肉植物で代表的なものの一つです。
プリプリとした小さい葉はとても可愛らしく愛嬌があります。
形や大きさ、色などは種類も豊富で、もちろん秋らしいカラーもたくさん揃っていますよ!
乾燥、寒さに強く、ほかの多肉植物との寄せ植えにも合わせやすいです。
ハオルチアはロゼッタ状の葉を持つ多肉植物です。
種類によってはアロエのような見た目で、三角で緑色の尖った葉には一面に白いしましま模様が広がっているものから、丸く透明な光を取り込むような葉のものなど特徴的なものが多いです。
強く育てやすいタイプであまり手間がかからないため、忙しい方にも育てることのできる多肉植物です。
秋は成長期で開花しませんが、組合わせやすくも独特な葉っぱが寄せ植えの良いアクセントになるでしょう。
大きく育っても15㎝程度と手頃なサイズ感が寄せ植えにおすすめです。
多肉植物の寄せ植えは、ちょっとした工夫を施すことで一気に秋らしくすることができます。
例えば、セダムなどのカラーバリエーションの多い植物を使う場合は、同系色のグラデーションの寄せ植えをしてみたり、赤や黄色の葉をふんだんに使って秋の紅葉のように仕上げることも!
また、鉢の代わりにジャック・オ・ランタンの形をした器を使うことでハロウィン用の寄せ植えだってできてしまいます。
組み合わせやすい多肉植物の寄せ植えは自由にアレンジできるので、きっと多くの方に楽しんでいただけます。
秋の季節に合わせたおすすめをピックアップしましたが、種類の多い多肉植物はその他の季節をイメージした寄せ植えもできそうですね。
今回の記事を参考に、みなさん好みの多肉植物を見つけてアレンジを楽しんでいただければと思います。
※トップ画像はPhoto by Liiさん@GreenSnap