多肉植物といえば、小さなサイズがこまごま並んでいたり、寄せ植えにされているものを想像する人が多いのではないでしょうか?
しかし大型のものも色々とあります。庭に地植えで多肉を育てたい人は必見です。
アロエは多肉植物の中でもかなり有名な品種だと思います。
小さな品種ももちろんありますが、人間の身長を優に超える2~4mの品種がごろごろあります。
日本で有名な品種のアロエベラも葉の長さが10cm程ということで、知られたものの中では大きな方ですね。
アロエは順応性の高い植物ということで、冬に温度が下がりすぎない地域であれば庭に地植えで育てることもできます。
薬効成分のある品種を選べば何かと使い道がありそうです。
エケベリアは肉厚の葉が根本から何枚も重なったように育ち、上から見るとまるで薔薇のような姿をしている人気の多肉植物です。
紅葉する品種もあるなど、コレクターも多いとか。
そんなエケベリアには大型の品種もあり、わりとメジャーです。
小さなものでは手のひらサイズの鉢植えで育てられますが、大きくなるものは直径30㎝以上、生育環境によっては50㎝の大きさにも育つことがあるそうです。
花芽が付き出たりせず綺麗な形に育ったものが薄く色づいた様子はとても美しいです。
多くの多肉植物は葉に水分を貯蔵してぷっくりとした姿になりますが、ボトルツリーのように茎に水を貯める種類もあります。
茎の根元がぷっくりと膨らみ、上にいくにつれて徐々に細くなるその姿からワインボトルが想像され、ボトルツリーという名前がついたとか。
アフリカのバオバブがボトルツリーの中では有名です。
ぱっと見は高さもあって普通の観葉植物のようですが、多肉の仲間なだけあって比較的育てやすいので、観葉植物を枯らしてしまいがちという人は試しに育ててみてはどうでしょうか。
多肉植物は小さなものだけではありません。寄せ植えで大きなものを作っていくのも楽しいですが、単品で大きなサイズのものも見栄えは抜群です。
鉢を飛び出して地植えに挑戦してみるのもおすすめです。
※トップ画像はPhoto by とんさん@GreenSnap