グリーンランドからアフリカまで400種類以上も分布しているセダム。挿し木や葉挿し、株分けの時期などを詳しくご紹介します。
セダムの増やし方を勉強していきましょう!
挿し木は健康で丈夫な挿し穂を選んで先端を3〜10cmの長さに切り取ってください。
切り口に近い土にさす部分を2cm程度切り落とします。
切り口は1週間ほど陰干しで乾かしてから水はけの良い用土に挿し穂を挿し、根が出てきたら4〜5号の鉢に移し替えましょう。
葉挿しとは、ぽろっと落ちてしまった葉だったり、一枚の葉を使って増やす方法のことです。
肉厚の葉で茎の短いものが増やしやすく、付け根のところから丁寧に取りましょう。
土を敷いたトレイなどの上に葉を1枚ずつ並べて放置し、半日陰で水を与えずに管理します。
根が出てきたら土に少し水を与え、新しい葉が2cmほど生えてきたらミニ鉢などに植え替えましょう。
セダムはこの方法が適していますのでぜひやってみてください。
株分けとは、親の株から根や茎を切り離して、新たに株を作る方法のことを言います。
セダムの株分けでは、根が鉢を回り大きく育った株を使い、株を手で割くかナイフなどで切り分けます。
割いた株の切り口を風通しの良い日陰で約1週間乾かした後に植え付けます。
挿し木、葉挿し、株分けの3つに分けてセダムの増やし方をご紹介しました。
どの方法もセダムには適していますので、やりやすいと思うやり方で増やしていきましょう。
全部の方法で試してみてもいいかもしれませんね。
※トップ画像はPhoto by しーさんさん@GreenSnap