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四ツ谷の「わかば」

  • 2017年9月22日
  • 植物生活

夕方になると少し涼しくなってきてちょうどいい気候の時間帯。
四ツ谷駅に待ち合わせということだけを決めて、集合した。
「お久しぶりです」
と、久々に会った彼女は挨拶をしてきた。
実際、最後に会ったのはいつか覚えていないし2人きりで会うのは初めてだったので僕は少し緊張していた。
「四ツ谷にはたい焼きが美味しいお店があるらしいんだ」
友人から聞いた情報だったので僕も行ったことはなかったが、小腹が空き始めていたのでとても楽しみだった。
向かっていたのは1953年創業とかなり老舗の「わかば」というお店だ。
5分くらい歩くとたい焼きという看板がぼんやり光っているのが見えた。
着くと、店内は賑わっていて2人組の男女、ご近所に住んでいるような雰囲気のご夫婦、小学生など様々な客層で驚いた。小学生たちはかき氷を食べていた。
メニューを見てみると特製あんこやあんトースト、夏限定のかき氷など家の近くにあったら通ってしまうだろうなというラインナップなのは間違いなかった。
僕たちはたい焼きを1尾ずつ購入し、店内で食べることにした。
「お茶もありますので良かったらどうぞ」
お言葉に甘え、お茶も頂く。「わかば」と入った湯呑みのお茶とあんこぎっしりのたい焼きの相性は最高の言葉しか出ない。
小さい頃から洋菓子というか生クリームが好きだった僕はあんこデビューがかなり遅かった為、大人になった今、和菓子の良さに気づきだしている。
「そろそろ行こうか」
僕がそう口にしたとき、時間はまだ18時。ちなみに僕はこのときは緊張であまり会話らしい会話を彼女とできなかった。もう少し近況など聞きたいなと思った。
「ちょっとお茶でもしていこうか」
「いいですね」
まずは四ツ谷でこの時間なら喫茶ロンにでも行こうかな。そのあとは少し散歩でもして夜風に当たりながら考えよう。

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