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フローリスト×食の空間 THE 生け込め! 北参道 LA CAVE [東京都]

  • 2017年8月14日
  • 植物生活

今回の依頼主 北参道 LA CAVE ラ・カーヴ

パリで料理とワインを学んだオーナーが手がける本格的なビストロ料理の「北参道 ラ・カーヴ」。
店内に作られたカーヴ(ワインセラー)には、正統派のフランス産のワイン、
そしてバラエティ豊かなベルギービールが並ぶ。
天高で広々とした落ち着いた空間に、今回はオーナーがパリ時代に出会ったフローリストが生け込む!

Order フレンチビストロに合う装飾をお願いします!

※通常、こちらお店ではフローリストによる装飾はしていません。今回の企画はスペシャルウィークの装飾としての設定で行いました。

フローリスト ◎ 川田静香さん(右)
北参道 LA CAVE オーナー ◎ 山下史樹さん(左)
挑むフローリスト
川田静香   Shizuka Kawada
東京都出身。都内の花店にてウェディングの仕事を長く手がけた後、フランスへ渡る。
パリで人気のフルリストであるカール・フシュ氏のもとで4年間働く。
帰国後、アトリエ「Nature maison」を設立。
レッスン、ウェディング、パーソナルギフト、テレビ番組のディスプレーなど多岐に渡る活動を行なっている。
お店: Nature maison  ナチュール メゾン
Facebook:@Naturemaison
Eメール:naturemaison.fleur@gmail.com

information
営業時間:火~土曜日 17:00~23:00(メイン料理LO 21:30)
日曜日 16:00~22:00(メイン料理LO 20:30)
定休日:月曜日・祝祭日 座席数:38席
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-27-4 小林ビル B1F
TEL:03-6447-4356
http://www.lescailloux.tokyo/kitasando/index.html

同じビルの1階には姉妹店「アトリエ レ・カイユ」、
近隣にはデリがメインでランチから営業している「ル・キャレ」がある。

店舗空間データ

DATA 01 空間の特徴
マンションの地下に位置し、階段を降りて店の中に入ります。
ワンフロアの店内はキッチンも含めて天井が高いことから開放感がある一方で、照明はやや暗めで落ち着いた雰囲気。
エントランスから入ってすぐに、自由に出入りができるカーヴがあります。
キッチン前の大きなメインテーブルには暖炉が設置され、冬場は暖炉の火を楽しむこともできます。
広い空間を贅沢に使ったゆったりとした席数で、家族や仲間とのんびり過ごすことができます。
DATA 02  料理へのこだわり
正統派のフレンチビストロ料理。旬の素材を生かしたメニューが並ぶ。定番メニューもあるが、
その日のおすすめが黒板に書かれており、その都度違うメニューを楽しめます。
季節感のある素材を生かした前菜はマストで頼みたい一品。
カーヴにはクラシックなフランス産ワイン、30種以上のベルギービールが揃います。
料理に合わせて、自由に選ぶことができるのも醍醐味。
これからのシーズンには、肉にも魚にも合うロゼワインやスパークリングがおすすめ。

生け込み 01


【 川田 】
キッチン前の大きなテーブルには「ご縁」をイメージし、
二つの円形の花器を使用して制作しました。
低い花器の中に据えるガラス花器も円形のものを使用しています。
華やかな雰囲気を出すようにオレンジ色のチューリップを選び、
数種のグリーンをあしらってナチュラルに仕上げました。
【 山下さんの感想 】
テーブルが四角で存在感があるから、丸というのはいいですね。
季節感のある花や葉がナチュラルな雰囲気で素敵です。

生け込み 02


【 川田 】
地上から階段を降りてきて店に入るまでの空間スペースなので、
エントランスらしくお客様をウェルカムする雰囲気が出せるように意識しました。
カランコエは‘シャンデリア’という名前の鉢物を使用して華やかに仕上げました。
【 山下さんの感想 】
壁のレンガとよく合っていて、かつナチュラルな感じがいいですね。

生け込み 03


【 川田 】
下見のときから大きな枝を飾ろうと考えていました。
天井が高いので、壁に枝の影ができるとかっこいいだろうなと思っていました。
花器の中にヤツデ(実)を入れるとグリーンの美しさが際立ち、葉のグリーンと枝の茶色との対比を演出しました。
【 山下さんの感想 】
かっこいいですね。照明が暗い中にも、しっかり陰影ができているのもいいです。
あまり色がない感じが店内の雰囲気によく合っています。

フローリストからの提案


【 川田 】
カーヴの目の前にあるテーブル席ということで、アクアリウムに使う溶岩のような石にコケをつけたり、
アンティークの器や燭台を合わせたりと、カーヴとのバランスを考えながら
店内の雰囲気に溶け込むようにしました。花も色味があまり強いものを選ばず、
過度に手を加え過ぎないようにして生けました。
【 山下さんの感想 】
ヒヤシンスの花の色が、ワインの赤と白みたいでカーヴの前にはぴったりですね。

花のメンテナンスDATA

【搬入口】 難度 ★★☆
・近隣のコインパーキングに駐車し、搬入。
地下までの階段は広くないので、数回に分けての搬入が必要です。
【設営時間】 難度 ★☆☆
・営業前に設置。営業は午後5時からなので、仕込み時間に設置する。
【設定】 難度 ★☆☆
・1週間の生け込みでメンテナンスはあり。花器やキャンドルは持ち込み。
【制作】 難度 ★☆☆
・大きな枝物以外は、事前に制作して、現場では設置と調整がメイン。

本日の感想

フローリスト 川田静香さん
こちらのお店にはオープン以来何度も伺っていますが、ここに花を生けることを考えたことはありませんでした。
改めて店内の特徴を認識し、顧客として来ていたときから見え方が大きく変わりました。
そして何よりも、店内の雰囲気を掴みながら生けているときにはとても楽しかったです。
広い店内なので、最初から大きな枝を取り入れようと考えており、思い切って大胆に生けることができました。
北参道 LA CAVE
山下史樹さん
オープンしてから、店内に花をきちんと生けてもらうのは初めてです。
いつもはスタッフがメインテーブルに枝物などをばさっと飾ってはいますが、全然印象が違いますね。
川田さんとはフランス時代に出会い、今でも親しくしていますが、
彼女のナチュラルな花の感じはやっぱりフランスならではのものですね。
改めてさすがだなあ、と思いました。
撮影/三浦希衣子

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