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フローリスト×食の空間 THE 生け込め!蔵葡~KURABUU~ [東京]

  • 2017年9月4日
  • 植物生活

今回の依頼主 蔵葡~KURABUU~

約200種類の日本ワイン、約40種類の日本酒などを日本の素材を使った
優しい食事とともに楽しめる和酒和ワインバル。
酒販店「いまでや」の子会社イマデヤワインズが運営しています。
旬の食材、こだわりの食材を日本酒や国産ワインと一緒に楽しめる少し大人な空間です。

Order どことなく「和」を感じさせる装飾をお願いします

※このお店では通常フローリストによる装飾はしていません。

蔵葡
店長  大塚裕敬さん

挑むフローリスト
久野恭子   Kyoko Hisano
京都での花屋勤務後、東京にてフリーのフラワースタイリストに。
イベント的に行った移動花屋をきっかけに、東京・吉祥寺にて『花屋 hibi』を開店。
毎月、お花『talking with flowers』と寄せ植え『living with plants』の2つのワークショップを開催中。
お店:hibi
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-16-13  3F/R
TEL:0422-22-8838 
http://www.hibinohana.com

information
営業時間:月~金
11:30~14:00(L.O.13:30)  17:00~23:30(L.O.23:00) 
土 15:00~23:30(L.O.23:00)
定休日:日・祝  座席数:34席
住所:東京都中央区築地1-5-11築地KBビル1F 
TEL:03-6264-1759

店舗空間データ

DATA 01 空間の特徴
入店するとすぐある200種以上の「日本ワイン」が並ぶ、壁一面の木組みラックは、
イオンカーテンのワインセラーにもなっている木製のハイスツールで、
ナチュラルでどことなく和を感じさせる空間。
店の奥の壁一面にはデザイナーの平野 傑さんの“ワイングラス”と“酒器”を重ねたロゴやワインの絵が描かれている。
DATA 02  料理とワインへのこだわり
総菜を日替わりで出す「本日のおばんざい」や、日本ワインと日本酒に合う、
丁寧に出汁をとったおいしい料理。
日本全国のワイナリーから選ぶことができるワインと日本酒などを、酒器を変えて楽しめる。

生け込み 01


【 久野 】
背景にコンクリートの壁面、シンプルな中にも主張のある枝物一種で生けました。
サイドの壁面にはワインの絵などが描かれにぎやかなので、
花まで過度に装飾するとお客様が疲れてしまうと考えました。
晩秋、和も洋も垣間見せられるガマズミをアンティークの器に生けて。
【 大塚さんの感想 】
シンプルで色調も合わせていただき、壁に映る影なども赴き深くて素敵です。
店の奥行きが広がったような雰囲気になりました。
枝ぶりがお客様にかかってしまわないようにケアしてほしいです。
(最終的に枝をもう少しコンパクトにまとめました)

生け込み 02


【 久野 】
収穫をイメージして。木組みのラックはイオンカーテンで遮られたワインセラーになっているので、
空調も強く、また衛生面からも水に生けた花などは合わないと思っていました。
そのままドライになり、雰囲気が変わりつつも背景とつながる装花を考えました。
【 大塚さんの感想 】
自然で草物だけでまとめていただき、とても良いと思います。
ヤマブドウのワインなどもありますし、
また、身近にある雰囲気でとても親近感を得ます。

フローリストからの提案 01

※ 設定予算には含まれていません。

【 久野 】
持参したトルコのワイングラスにヤマホロシを生けました。
花の一輪挿しより、色・質感共に、控えめな実ものを生けることで、
静かに目に入って季節感を感じていただけるのではないかと思いました。
フラットなテーブルが連続して続く空間なので、
一輪だけ高くすることで メリハリが出るのではないかと考えました。
【 大塚さんの感想 】
普段テーブルにはまったく装飾を置いていません。
料理なども多く出ますので、お客様が倒してしまうなど、心配な面があります。
ただ、きれいで映えると思いますので特別な機会などに良いかもしれないですね。

花のメンテナンスDATA

【搬入口】 難度 ★☆☆
・路面店である店の入り口から搬入可能。
【営業時間中と時間外】 難度 ★☆☆
・ワインセラーもあるため時間内は比較的涼しい。
閉店 後も温度は極端には上がらず、花には比較的好環境。
【設定】 難度 ★★☆
・1週間の生け込みでメンテナンスはなし。
・ワインセラーのディスプレーはそのままドライになります。
【制作】 難度 ★★☆
・ランチとディナーのアイドリング時間1時間~2時間。
・現場での生け込み、コーディネート。
・枝物実ものを選択。草物はドライ化できるため保水はなし。

本日の感想

フローリスト 久野恭子さん
和を感じさせるというテーマでしたので、メインは枝のみでシンプルに生けました。
店内はワイン色の壁、描かれた絵、ワインが数百と並んでいるセラーなど印象的な箇所がいくつかあったので、
花は控えめにして、でも、そのシンプルさから季節感が伝えられるようにしました。
花を生けるとき、花の種類数やボリュームの加減に気をつけなければ、花の良さそのものが伝わらなくなります。
花を生けた空間が自然であるように。
そして、花の姿が心にすうっと入ってもらえたら……、ということを意識して生けました。
スタッフの方がほぼ男性ということで、普段植物に触れる機会が少ないとおっしゃっていました。
ですので、お客様だけでなくスタッフの方がまず植物に興味を持ってもらえる生け込み『これって何なんだろう?』って、
立ち止まって見てくれるような生け込みをこれからも目指したいな、
と今回担当させてもらって強く思いました。
大塚裕敬店長
普段花に接する機会が少ないので、新鮮でした。
枝や実は日本の絵画などにも使われるモチーフでとても和を感じることができますし、
ドライになる雰囲気なども楽しみです。
色などがあまりあるよりも少しのニュアンスで楽しめる装飾という感じがとても良かったです。
お客様の反応が楽しみです。
飲食店のご紹介で協力いただいた 木村硝子店のWEBへ!
http://www.kimuraglass.co.jp
撮影/西原和恵

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