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フローリスト×食の空間 THE 生け込め! TACUBO [東京]

  • 2017年8月29日
  • 植物生活

今回の依頼主 TACUBO

2016年12月に発売された「ミシュランガイド東京2017」にて、
1つ星に輝いたイタリアンレストラン「タクボ」は薪焼きイタリアンという新分野を開拓。
薪火で焼いた十勝田くぼ牛は美食家の男性達の心を捉えています。
シンプルな料理やシックで男性的な内装などを通して
田窪大祐シェフの世界観を堪能できるスペシャルな空間です。

Order 薪焼きイタリアンの年の瀬に合う装飾をお願いします!

※このお店では通常フローリストによる装飾はしていません。スペシャルウィークの装飾としての設定です。



TACUBO オーナーシェフ ◎ 田窪大祐さん

挑むフローリスト
山岡まり   Mari Yamaoka
京都市出身。京都と東京でショップディスプレーやウェディング、レストランの生け込みなど多くの花の仕事に携わったのち、渡欧。スイスでヨーロピアンモダンデザインを学ぶ。帰国後、東京の有名ホテルにてフラワーデザイナーとして勤務。2005年恵比寿に
「GiNKGO Florist Mari Yamaoka」をオープン。
[ GiNKGO Florist Mari Yamaoka ]
東京都目黒区三田2-1-10
TEL:03-3760-0870 FAX:03-3760-0865
http://www.ginkgoflower.jp/

生け込み 01


【 山岡 】
アマリリスはヨーロッパでクリスマスから年末に楽しむ花材の一つです。
お客様が座るカウンター席の後ろになりますが、入店するときに必ず目に入るスペースです。
花材はアマリリスとダークブルーに塗られたツゲに絞り、
ヨーロッパで仕入れてきた陶器のマットな白い花器と丸いオーナメントを飾りました。
夜の営業時間には、シルエットが映え、窓の外からも雰囲気が演出できるようにと考えました。
【 田窪さんの感想 】
今まではドライフラワーを私がディスプレーしていたスペースで、茶系で統一されていました。
それがこのように色が入ることで、今まで見ていたものと大きく変わったように感じます。
全然違いますね。

店舗空間データ

DATA 01 空間の特徴
代官山にあるビルの1階、周辺はオフィスや住宅が多い立地。「自然」をコンセプトに2016年4月にオープン。
男性の設計士が手がけたという内装は、天井は白くペイントしたむき出しの鉄骨で、木がふんだんに用いられ、
ミニマムで男性的な雰囲気。キッチン内もステンレスと黒でスタイリッシュに統一されています。
カウンター席からは薪火の開放暖房で肉を焼いているダイナミックなシーンを伺えます。
演出ではないですが、使用する薪のストックがカウンター上に置かれているのもこの店ならでは。
DATA 02  料理へのこだわり
上質の肉をより味わい深く楽しめるためにと、オープンにあたりシェフがこだわった薪焼きは、
十勝牛の中でも厳選の十勝田くぼ牛。肉好きにはたまらない美味しさ。
他のメニューも旬の素材を生かし、季節ごとに異なる味を楽しめます。
料理が提供されるワインはイタリア、フランスの上質なものを揃えており、ブドウ本来の味を堪能できます。
デザートの自家製フィナンシェも絶品。

花のメンテナンスDATA

【搬入口】 難度 ★☆☆
・店舗前にはコインパーキングがある。
【設営時間】 難度 ★★☆
・ランチ営業のない日の午後。2時間程度。
【設定】 難度 ★★☆
・1週間の生け込みでメンテナンスはなし花器は持ち込み。
【制作】 難度 ★★☆
・一部は事前に制作し、現場で設置。カウンター裏の棚の上は、
エアコンの風を受けるので、それに伴う花材選びが必要。

生け込み 02


【 山岡 】
シンプルな空間が魅力の個室ですので、カウンターの花との流れを考え連作にし、
クリスマスから年内まで楽しめるようとツゲで表現しました。
【 田窪さんの感想 】
シンプルで盆栽のような趣きがいいですね。

生け込み 03


【 山岡 】
女性用のトイレの個室ということで、座っても目を楽しませるように、
アマリリスを生けたベースの下の部分にはサンキライと陶器のドングリをあしらっています。
【 田窪さんの感想 】
座ったときの目線に合わせて花を飾る考えは自分にはなかったことなので、
思いつきませんでした。新鮮です。

フローリストからの提案 01


【 山岡 】
とてもシンプルなロゴサインを、クリスマスとお正月を兼ねるようにと、
お店で使用する薪を使いアイキャッチに、ユニークな雰囲気に仕上げました。
【 田窪さんの感想 】
なんだか怪しい感じで面白いですね。遠目から見てわかるのがいいですね。

本日の感想

フローリスト 山岡まりさん
TACUBOさんは内装もお料理も素材を生かしており、何よりそれが魅力でしたので、
生ける花もあえて手を加えすぎたり、デザインに凝りすぎないよう、
かつ飾るスペースと合うようにと考えていきました。
内装やメニュー、来店されるお客様のことも配慮すると、
チープなものもそぐわない雰囲気ですから、素材を生かしながらも、
空間に合うひねったデコレーションを意識しました。
TACUBO オーナーシェフ
田窪大祐さん
昨年4月のオープンから、私も含めスタッフは全員男性で、内装を手がけた方も男性と、
男性の目線で作られたレストランです。
ですから、今回女性の視点というのが印象的でした。
特に外からやトイレでの目線のことは女性ならではと感じました。
いつもと違う雰囲気で楽しめました。

information
営業時間:ランチ 12:00~15:30(水・土・祝) 
ディナー18:00~翌1:00
個室の利用は4名から。ランチ・個室の予約は1ヵ月前、
カウンターの予約は当日11時半からいずれも電話で受付。
座席数:20席(カウンター8席、個室2部屋各6席まで)
定休日:日曜日(月曜祝日の場合、日曜営業、月曜休)
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-13-16 ラングス代官山1階
TEL:03-6455-3822
http://tacubo.com/
おまかせコース(12,000円~)など数種コースがあり、
メインの十勝田くぼ牛はもちろん春の旬であるホワイトアスパラガスや貝なども楽しめる。
撮影/三浦希衣子

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