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旬の花の 表情を伝える ドライフラワー ギフト [ 静岡 ]

  • 2017年4月17日
  • 植物生活

旬の花で作るドライフラワーリース
リースはドライフラワー商品の定番。掛けても置いてもよし、飾る場所を選ばず、始まりも終わりもないリングの形は縁起もよく、通年で人気。リベリュルでは、白、黄、ピンクの3色を定番カラーとし、季節によって花の種類を変えて販売している。こちらは春の白い花とグリーンで制作。写真は直径15㎝のもので、直径20㎝、25㎝のサイズも。◎参考価格:2,500円(直径15㎝)使っているお花:ラクスパー、エリンジウム、キンポウジュ、ポアプランツ、デュモサ、グニユーカリ、ユーカリ(実)(以上ドライフラワー)

LIBELLULE リベリュル

「リベリュル」は、ドライフラワーを製造から手がけるドライフラワー専門店です。
前身は、代表の佐藤恵さんが、浜松市内の自宅で2001年に始めたドライフラワー教室で、
現在は、資材店やドライフラワー教室への卸し販売のほか、教室運営、住宅展示場やホテルなどの定期装花、
ギフト商品の制作販売など、幅広い業務を行っています。
 同店のドライフラワーの魅力は、発色のよさとみずみずしさにあります。
それには原料となる生花の質が要と、佐藤さんは話します。
「鮮度のよい旬の花をこまめに加工し、生花と同じタイミングで提供するドライフラワー」が、佐藤さんのこだわりです。
 ギフトに関しては、3000円代程度までの購入しやすい商品のみを作り置き販売しています。
リピーターには、ほかにはない品を求める幅広い年齢層の女性が多く、
手作りで大量生産ができないため現在は店頭販売のみですが、販路拡大を計画中だそう。

手土産にぴったりのボックスアレンジメント


ジュエリーボックスのイメージで、旬の花をギュッと詰めたアレンジ。こちらも通年販売している商品で、リースと同じく定番の3色3種類。季節に準じて使用花材が変わる。大小の花の間にグリーンを入れて変化と立体感を出している。蓋が閉まるので、ほかの商品と合わせても贈りやすい。母の日ギフトとして、浜松市天竜区の森に育つクロモジの枝から作るお茶「kicoroの森の香茶」とのセット販売も検討中。お茶は佐藤さんが共同開発に携わった商品。◎参考価格1,500円
黄色/スイートピー、ラグラス、ポアプランツ、デュモサ、ヒカゲノカズラ、リューカデンドロン(ライムブッシュ、ジュビリークラウン)ピンク/バラ‘クールウォーター’、ケイトウ、スターチス、センニチコウ、ペッパーベリー、ポアプランツ、ラグラス、デュモサ、ヒカゲノカズラ白/ラムズイヤー、シロタエギク、アジサイ、ラクスパー、ラグラス、キンポウジュ、デュモサ、ユーカリ(実)、ヒカゲノカズラ(以上ドライフラワー)

アンティークのポットアレンジ


イングリッシュアンティークのガーデニング用ミニ素焼きのポットを利用し、ここに合う色の花をアレンジした商品。小さいながらも存在感があり、贈ったり、飾ったりしやすい雰囲気も人気の理由。ポットは、岐阜市のアンティークショップ「チェルシーオールド」のオーナー長岡訓子さんがイギリスから仕入れたもの。佐藤さんの友人で、店を移転するにあたりインテリアのセレクトも依頼した。◎参考価格1,800円


自社製造のドライフラワー

年間で製造するドライフラワーは約200種。レッスンなどで使いやすい量の束にして店でも販売している。1束600~1,800円。広告デザイン関係者や飲食店オーナーなどの男性客の購入も多いそう。珍しいラフィアの実のドライを販売できるのも、自社製造の強み。花がたくさんついたセンニチコウ、朱色のバラ、雑穀系の植物など、ドライの材料向きだが切り花として市場に流通しにくいものは、契約栽培農家から仕入れて加工する。











text & photo  月刊フローリスト  写真/岡本修治
伺ったお店
お店:LIBELLULE リベリュル
プロフィール:山と川、海と湖に恵まれた静岡県西部の都市、浜松市の中心に位置。JR浜松駅から車で約10分の場所で、周辺は市の中心部へ通勤する人々のベッドタウン。近くには大学や八幡宮もあり、文化的な一面も。
静岡県浜松市中区野口町224-1 
営業時間:10:00~18:00
定休日:毎週木・日曜日 
http://www.libellule.jp

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