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【伊是名島特集5】一粒一粒に込められた生産者の愛情と島の恵み

  • 2016年9月19日
  • 沖縄島ガール

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沖縄本島の北に位置する伊是名島。琉球王朝第二尚氏始祖「尚円王」の故郷として知られるほか、豊かな自然に恵まれていることから特産品も多く、その中でも米(ひとめぼれ)は品質と味の良さから注目を浴びている。

沖縄の米と聞くとあまりイメージが沸かないかもしれないが、沖縄では毎年2~3月に田植えが行われ、6~7月には稲刈り、7月には日本一早い新米を味わうことができる。石垣島や沖縄本島北部と並んで、伊是名島も県内有数の米どころとして名高く、毎年200~250トンの生産量があり、「美味しさは本州産に引けを取らない」と人気が高まっている。

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その昔、尚円王も稲作をしていたという歴史が残る伊是名島は、湧き水が豊富で平坦な地形は水はけも良く、島内には溜め池も点在。近年は土地の改良等により水が安定供給されていることから、稲作に適している。そう話すのは、稲作農家の名嘉哲治(なか・てつはる)さん。

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高校卒業後、一度島を離れるが、20代後半で地元に戻り、父親がはじめた米作りを引き継いだ名嘉さん。稲作農家の二代目として30年以上にわたり、苗や水の品質管理、肥料の研究を続けて来た。害虫の被害が多い中、減農を心懸けた研究を重ね、現在は有機栽培が中心。名嘉さんの米は安心安全な上、味も格別だ。今年収穫されたものは1等級が85%。最高の出来だと話す。今では沖縄県内各地から視察に訪れる団体等も増えているとか。

沖縄での米作りは台風の影響や猛暑の中で稲刈りと、本州の米農家以上に苦労も積んでいるものの、「苦労も多いけど、大変だと思うことはほんとんどなく、楽しみながらやっています。稲は成長も早いので、それを見るのもとても楽しみ。何より米は日本人の主食。日本の食文化を支えていると考えると、米作りは生きがいと言っても過言ではない。今後もずっと続けて行きたい」と笑う。その言葉からは米作りに携わっていることへの誇りとプライド、米に対する愛情が溢れんばかりに伝わってきた。

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ふっくらした柔らかさに程よい甘みと粘り気。粒は小振りだが、うま味がギュッと詰まっていて、その美味しさに驚く人も多いという伊是名米。生産量は決して多くないため、島内消費と沖縄県内の量販店での販売が中心で、年内にはほぼ売り切れてしまうという。

沖縄県外ではアンテナショップや物産展、伊是名村ふるさと納税への寄付でお礼品とて手に入れることもできるが、ぜひ島を訪れて、米を育んでいる大自然と生産者の情熱に触れてみてほしい。島で食べる伊是名米は、他では味わえない格別の美味しさだ。

「伊是名村ふるさと納税」

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