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沖縄のブルワリー2社が“首里への思い”を形にしたビール「首里1427」を発売

  • 2021年10月20日
  • 沖縄島ガール

沖縄のビールメーカー・オリオンビールは、10月26日(火)から、那覇市・首里でクラフトビールをつくる「ウォルフブロイ」と共に、“首里”をテーマにコラボレーションしたクラフトビール「首里1427」を発売。

オリオンビールの公式サイトにて300セットで販売するほか、県内ではウォルフブロイの店頭、首里エリアの飲食店のみで販売する。

「首里1427」はオリオンビール初となる他ブルワリーとのコラボ商品で、両者が腕によりをかけてそれぞれクラフトビールを醸造し、2つのビールが並んで完成するように作った特別な一品。

両社は、2年前の10月31日に火災に遭った首里城に対し、共に「首里城復興、そして首里の街を盛り上げていくこと」に強い思いを抱いていることから、今回のコラボレーションが実現した。

「首里1427」は両者の持ち味を生かし、個性が異なる2つのクラフトビールを開発した。両者とも「首里をテーマとする」ことを大前提に、「南城市産の大麦を原料として使用する」「ラベルデザインにつながりを持たせる」という3点を条件に、それぞれの持ち味を生かした味わいに仕上げていった。

ウォルフブロイとオリオンビールの醸造家が話し合いながら商品化を目指した

オリオンビールは「IPL(インディア・ペール・ラガー)」スタイルを採用。花や草木を連想させる爽やかなホップの香りと、心地良い苦味が特徴の商品に仕上がっている。

ウォルフブロイは「ジャーマンブリュー」を採用。ドイツ産のホップ、麦芽に加えて南城市産の大麦を使用し、モルトのうま味を最大限引き出した味わいが特徴となっている。

ラベルではそれぞれの商品に一対の龍を配置し、2つを並べるとセンターに満月が現れる。この月は、首里の手漉き紙職人・安慶名清(あげな・きよし)氏の「楮雲竜紙(こうぞうんりゅうし)」の文様が施されている。イラストは沖縄在住の画家・村松一樹氏、デザインは末吉努(すえよし・つとむ)氏によるもので、すべて首里で縁を持ったクリエイターの思いが詰まっている。商品名の「1427」は、1427年に現在の首里の原型となる城下町が整備されたといわれていることから採用した。

オリオンビール公式通販では300セット限定で販売。まず、10月19日から「定期宅配サービス」の利用者への優先予約を開始、その後、10月26日から一般注文を受け付ける。完成後、10月28日(木)を目途に名護工場から日本全国に発送を開始する。また、沖縄県内ではウォルフブロイ店頭のほか、首里エリアの一部飲食店のみでの取り扱いとなる。

間もなく首里城火災から2年。オリオンビールとウォルフブロイの醸造家がそれぞれ腕によりをかけてつくった「首里1427」と共に、首里の町の魅力に触れよう。

「首里1427」
2021年10月26日(火)〜 オリオンビール公式通販サイト、ウォルフブロイ店頭、首里エリアの一部飲食店にて販売
※通販限定6本セット(2種×3本)は5,060円(税込)<オリオンビール名護工場から日本全国への送料込み、クール便>

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