サイト内
ウェブ

コロナ禍で積極的にファンとの接点を作ったHYら沖縄のミュージシャンが登場

  • 2021年2月27日
  • 沖縄島ガール

沖縄の音楽シーンを「旅」をテーマにまとめたフリーマガジン「沖縄音楽旅行」の通巻38号が配布されている。

「沖縄音楽旅行」は沖縄県内の音楽シーンで活躍する幸田悟氏がプロデュースするフリーマガジン。幸田氏は自らミュージシャンとしても活動する傍ら、「沖縄音楽旅行」だけでなく、webマガジン「沖縄LOVEweb」のプロデュースをはじめ、沖縄県内の音楽シーンを盛り上げるべくさまざまなシーンで活躍している。

そんな幸田氏の活動の1つである「沖縄音楽旅行」では、県内出身のアーティスト情報はもちろん、インタビュー、沖縄県民が愛する音楽などを紹介している。

巻頭の「100 OKI SONG」は、宮古島に伝わる古謡「漲水(はりみず)クイチャー」をピックアップ。豊穣を願う民衆の祈りの中から生まれ、その後、宮古を代表する民俗芸能として発展した「クイチャー」は、今では毎年11月に「クイチャーフェスティバル」が開かれるほど。宮古島では集落の数だけクイチャーがあるといわれるほど地域独自のクイチャーが存在し、その違いを見るのも楽しい。

沖縄各地に残る歌碑を探訪する「MUSIC JOURNEY」は、女性2人によるユニット・あかまーみが、与那原町(よなばるちょう)の「与那原節」の歌碑を訪問。

東御廻り(あがりうまーい)の聖地の一つにもなっている親川(エーガー)の脇に立ち、沖縄に古くからある「をなり神信仰」を詠(うた)っている。

「100 OKI INTERVIEW」は、2021年2月24日にアルバム『HANAEMI』をリリースしたバンド・HYが登場。

結成20周年を迎えた2020年は予定していたツアーやフェスが延期となったが、5か月連続で生配信ライブを開催したり、5か月連続で配信リリースをしたりと、ファンとの接点を多く生み出した彼ら。

14枚目となるアルバム『HANAEMI』について、「アルバム1曲ずつを一つの花として、全10曲を花束に見立て、このアルバムを受け取った人が笑顔になれるように」と作品に込めた思いを語った。

メンバーによるアルバム全曲紹介もあるので、それぞれの曲に込めた思いを読みながら楽曲を楽しもう。

ほか、コロナ禍にあって楽曲制作に集中した女性2人組ユニット・いーどぅし、幼少の頃から沖縄の音楽シーンで活躍し、昨年、聖飢魔IIの創始者・ダミアン浜田陛下に見出されてヘヴィメタルバンド・Damian Hamada’s Creaturesのボーカルに抜てきされた伊舎堂さくらが登場する。

また、HYの連載「HYのいまむん広場」では、“ひーでー”こと新里英之が「正月のルーティン」について綴っている。

コロナ禍が続く中でも沖縄出身のアーティストたちが、試行錯誤で活動を続けている様子が伝わる今回の「沖縄音楽旅行」。「1日も早く安心安全に芸能が楽しめますように」という幸田氏の思いが伝わる1冊に仕上がっている。

「沖縄音楽旅行」(Vol.38)
2021年2月15日より配布開始
仕様:サイズA5版(タテ210mm×ヨコ158mm)
ページ:30ページ/カラー:4色
設置店:CDショップ、カフェ、アパレルショップ、ライブハウス、土産品店、リゾートホテル、県外わしたショップなど

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。