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これが恐竜時代の巨大ウミガメ「アーケロン」 実物大に復元

  • 2018年1月13日
  • 産経新聞

 恐竜時代の巨大ウミガメ「アーケロン」の彫刻模型が、和歌山県串本町の「串本海中公園センター水族館」にお目見えしている。田辺市龍神村のチェーンソー木彫刻家、城所(きどころ)ケイジさん(50)が制作した実物大の復元模型で、訪れた人たちはその大きさと精巧さに驚いていた。

 アーケロンは白亜紀後期の7500万−6500万年前に生息していた史上最大のカメで、全長約4メートルに及ぶ大きさ。現在のウミガメの遠い祖先にあたるという。

 同水族館の野村恵一館長(59)が2年前に城所さんに特別展の作品制作を依頼したところ、「やるなら大きいものを」ということになり、アーケロンを制作することになった。

 城所さんが紀州産スギの巨木から制作したアーケロンの模型は、全長3・7メートル、全幅4・6メートル。チェーンソーによって細部まで復元されており、城所さんは「全力を尽くした作品。生きている姿を想像してもらえると思います」と話している。

 同水族館では、この模型をシンボルに「アーケロンプロジェクト」を来年にかけて2年間展開。パネルなども用意してアーケロンの詳細を解説するほか、絶滅の危機にある現在のウミガメの状況なども紹介。保全研究の取り組みを行うことにしている。

 野村館長は「アーケロンの復元模型は少なくとも日本ではここだけと思う。ぜひ来ていただいて、見て、触れてほしい」と話している。

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