生乳流通改革、農協以外の出荷にも補助金 農水省が骨子案

  • 2017年2月17日
  • 産経新聞

 農林水産省は17日、今国会に提出する生乳の流通改革関連法案の骨子を自民党の農林関係会合で示した。国の指定団体(農協)に出荷する酪農家に限って補給金を配る制度から、指定団体を経由せずに乳業メーカーに売る酪農家も補給金を受け取れるようにする。出荷先が選べるようになることで創意工夫や競争が促され、酪農家の所得増大につながると期待される。

 生乳の9割以上は、国が指定する全国10地域の農協系団体を通じ、牛乳や乳製品をつくる乳業会社に販売されている。酪農家にとっては、安定した価格で指定団体に買い取ってもらえるとの安心感の一方、横並びの価格のため、創意工夫しにくいとの不満もくすぶっていた。

 関連法案が成立すれば、酪農家の自由度は高まるが、全国農業協同組合中央会(JA全中)は、指定団体の需給調整機能が働かなくなると懸念している。

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