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企業パートナーレポート

第13回 みらいへの貯金箱/高校生パートナープログラム(第1回)

  • 2011年3月14日
  • 緑のgoo編集部

「みらいへの貯金箱」とは、どのようなことでしょうか。

私たちが進めている「みらいへの貯金箱」プロジェクトがどのようなものなのか紹介させていただきます。
現在、私たちの身の回りでは、ほぼ毎日、何らかのメディアを通して環境問題が取り上げられています。そのため、社会のどこかで起きているという感覚ではなく、普段の生活の中で起きていることとして、そのような問題を捉えるようになってきました
。 こうした環境意識の高まりを受け、高校生としてどんな貢献の方法があるのかを模索していたところ、「緑のgoo」という新しい社会貢献に出会いスタートさせたのが「みらいへの貯金箱」プロジェクトです。
このプロジェクトは「みんなでつなげる未来への環境」をスローガンに、全国の高校生が今まで以上に環境問題に関心をもって行動する、そのきっかけづくりを目標にしています。環境に何かいいことをしたい。でもどうやって……、と思いあぐねている高校生がたくさん集まることで、大きな社会も変えていけたらと考えています。

またブログでも活動をアップしていますので、よかったらご覧下さい。
「みらいへの貯金箱ブログ」
http://blog.goo.ne.jp/midoributa_2010
「みらいへの貯金箱」Twitterアカウント
http://twitter.com/midoributa2010

緑のgooの印象、また「みらいへの貯金箱」への参加について聞かせてください。

【聖光学院】
緑のgooは普段どおり利用するだけで社会貢献できるところが何よりの魅力です。一般的な社会貢献では、どうしてもゴミ清掃など、効果が一過性のものと成りがちです。ところが、緑のgooは普段の生活の中で使っているパソコン利用が環境貢献に繋がるという点で、継続性あるものとして大変興味がありました。環境への意識が日常的になることで、自分からも環境問題などの情報にも敏感になり、また、行動も進んで起こせるようになれたらと考えています。

【浅野学園】
もともと神奈川と東京の生徒会を集めて、会議や海岸清掃を実行する団体がありました。高校生としてどうやって社会に貢献できるのかを話し合ったりするほか、海岸清掃をしたり、留学生との交流会を開いたりしていました。そのような活動を通して聖光学院の生徒や、そのほか同じ意識を持ったたくさんの学校の人たちと知り合うことができ、この活動に参加するようになりました。

【大妻多摩】
今年度になってはじめて他校との交流に取り組むようになりました。きっかけは他校の文化祭でした。同じ生徒会の生徒に声をかけられ、このプロジェクトに参加するようになりました。緑のgooの一番の魅力は、誰にでも簡単にできる点です。私たちの学校では、まだまだ社会貢献に対して積極的な活動を取れていないので、この緑のgooがそのスタートになれ
ばと考えています。

みなさんが活動をするにあたって苦労することはありますか? また他の生徒から賛同してもらうにはどうしていますか?

【聖光学院】
たとえば、校外での清掃活動で許可を得る際に、高校生という理由で信用されないケースも少なくなりません。
また生徒間の問題として、生徒による意識の差は感じます。学校という前提から、勉強だけしていればいいと考える生徒もいて、なかなかこういった活動に耳を傾けてくれず、溝を感じることがあります。ですから、そういった人たちをいかにその気にさせられるかが、今後の課題と考えています。

【浅野学園】
生徒会という名前を出すと、それだけで真面目だとか堅い人など、一線を引かれてしまうので、個人的な話として話すことが多いですね。「こういった活動しているけど参加してみない?」と呼びかける方がより効果的な気がします。広報誌でメッセージを伝え続けることはもちろん、時間が多少かかっても生徒から生徒への口コミを大切にしています。あと、まだ参加していない生徒から、生徒会の活動は楽しそうだと思われるよう心がけています。男子校なので、とにかく楽しそうにしていると、みんな興味をもって近づいて来てもらえますから。

【大妻多摩】
私たちの学校では、今まで生徒の多くが生徒会の活動にあまり関心を持たない風潮がありました。そこで、広報誌を多く出して生徒会の活動をより知ってもらうよう努めてきました。その結果、明らかに生徒総会で活発な意見交換が出るようになりましたし、生徒同士が自分の意見を気軽に伝えられる座談会や意見箱にも積極的な姿勢が見られるようになりました。生徒会では、そういった討論の場で出た生徒の意見を大切にし、いいアイデアはできるだけ取り入れるように心掛けています。

学校を終えた神奈川県の高校生5名に集まってもらい、環境や生徒会について話してもらいました
自分たちの活動内容をの生徒間に広めるため、さまざまなアプローチ方法を常に模索しているという
普段は別々の学校に通っている生徒も、同じ目的意識をもって活動しているため、話し合いは終始和やか

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