会社では一つの施策として取り組んで行こうということで、社内へのアナウンスを徹底しています。まず、社員全員が毎日訪れる社内掲示板に、緑のgooの検索ボックスを設定し、ウェブ検索をする場合には、必ず緑のgooを使えるようにしています。同時に各自で使用するブラウザにも、緑のgooバージョンを設定するよう、全社的に呼びかけています。
また、緑のgooに関する資料の閲覧をはじめ、社内でどれほどの人が緑のgooを使っているかチェックできるよう社員全員にパスワードを公開。1日の検索件数、月間の検索件数を全社員が把握することで、緑のgooの必要性と自分たちの貢献度を確認できるようにしています。緑のgooを使い始めた社員の中には、3カ月あまりで、5000回以上の検索をして木が35本立ったという人もいるほど、すっかり社内で定着しています。というのも、ツールバー設定の呼びかけを徹底しているため、一度検索で使い始めた人は、継続して利用している影響が大きいのかも知れません。以上のように、緑のgooで展開する「100万本のクローバー」作戦を、呼びかけています。
社員全員に意識づけが徹底しているのが、紙の使用、ゴミの分別、電気の消灯など、身近な環境貢献です。これらは、ブーム以前より社員間で徹底され、またマネージメントシ ステムのひとつの活動としても、周知されています。社員へのヒアリングでも、会社での環境に対する取り組みが、そのまま家庭、つまり家族全員の環境意識にも繋がっているようです。そのほか、昔は会議に紙を用いていましたが、今はパソコンやプロジェクターなどを積極的に利用しています。会議などで大量の紙を持っていくと注意されることもあるほどです。部門ごとに紙の使用量を設定していることも、よい影響を与えているのかも知れません。
そのほか、地域活動の一環として、積極的に社会貢献活動に参加しています。夏には打ち水活動に参加し、落ち葉の多い秋にはクリーン作戦と称した大規模な清掃活動に取り組んでいます。
NTTアドバンステクノロジでは、「AT-ECO」というラベルの表示を行っています。この「AT-ECO」ラベルは、環境への影響を総合的に評価するLCA(ライフサイクル・アセスメント)の基準を満たした商品に表示しています。しかし、まだ「AT-ECO」という取り組みと、「AT-ECO」商品の良さを上手にアピールできていません。今後は、この環境にやさしい製品を積極的にアピールしていくことを考えています。公式サイトでも、環境への取り組みを「AT-ECO」として紹介し、より多くの方に認知してもらえるよう努めていきたいと考えています。今後も、環境負荷の低減を目指す企業として、提案し続けたいと思います。