
モールドールは、ふわふわの「胸キュンモール」1本を曲げたりねじったりして作る、可愛いマスコット。ここでは、大きくて横に広がった耳と、縦長の鼻が特徴のコアラのレシピを紹介します!基本のベアとは違う立体的な四つ足の作り方でお座りもできます。

さみしいときはギュッとしてあげる!

ペンライトにくっつけて!
ペンライトにつかまって「こっち見て!」。とっても目立って、ファンサをもらえるかも?!
\しっかりつかまって~!/

<No.8>

<No.9>
必要な材料
【仕上がり:体長9cm】
<No.8>
★胸キュンモール(ふわふわ・グレー)1本
★【目】差し目(丸5mm・黒)2個
★【鼻】差し目(楕円8×6mm・黒)1個
・サテンリボン(6mm幅・エンジ)30cm
<No.9>
★胸キュンモール(ふわふわ・グレー)1本
★【目】差し目(丸5mm・黒)2個
★【鼻】差し目(楕円8×6mm・黒)1個
・サテンリボン(6mm幅・ブルー)30cm
※★の材料提供先:清原、その他は作家私物
作り方
モール1本で本体を作る
◆顔・耳を作る
01 モールの中心で折り曲げる。

02 折り曲げた部分に人差し指と中指を当て、片方を巻きつけ3重の輪を作る。巻きつけた方を(短)、もう片方を(長)とする。

03 3重の輪のすぐ下で2本をクロスさせてからねじり、直径4.5cmの顔を作る。(短)が約30cm、(長)が約45cm残る。

04 逆さまにする((長)が右)。(長)を3重の輪に通し、直径2cmの半円の耳を作る。
ここではねじらない。

05 (短)を3重の輪に通し、直径2cmの半円の耳を作る。

06 (長)を顔の前に折り曲げる。

07 (長)を3重の輪に通し、引きしめる。

08 顔のすぐ下で2本合わせてクロスさせてからねじる。(短)が約20cm、(長)が約30cm残る。
顔の形を整える。
◆手足を作る
09 (長)を08のねじったところから約3cmのところで折り曲げる。

10 (短)も約3cmのところで折り曲げ、左右対称にする。
両手ができる。
ここではねじらない。

11 (短)を08のねじったところから約4cmのところで折り曲げる。

12 (長)も約4cmのところで折り曲げ左右対称にし、2本のモールを正面でクロスさせる。(長)が上になる。
◆胴体を作る
13 2本のモールを1回ねじる。

14 (短)を折り曲げ、脇から背中側に出るよう、胴体に巻きつけ引きしめる。

15 (長)を首の後ろに巻いて正面に出し、引きしめる。

16 続けて(長)を斜め下の脇から背中側に出す。

17 裏にして2本をねじり、尻尾を作る。余った場合は尻尾に巻きつけるか、胴体になじませる。

18 首を90度回し、顔を横に向ける。
手足の向きを調整して、座れるようにする。
仕上げる
19 目・鼻、リボンをつける。「目・鼻をつける」、「リボンをつける」を参照。
モールをトリミングして整える。
◆目・鼻をつける
顔に差し目、差し鼻のパーツをつける
01 顔の中心の横にわたっているモールの上(鼻の上)に目打ちで穴を開ける。

02 差し鼻をつける。まだ仮止めなので、接着剤はつけない。

03 目の位置を決め、目打ちで穴を開ける。

04 差し目をつける。ここで、好みの顔になるよう、目・鼻の位置を調整する。

05 差し目、鼻を1個ずつ抜き、先端に接着剤をつけ、決めた位置につける。

06 表情を調整したら、完全に乾くまで置いておく。
◆リボンをつける
01 リボンを結ぶ。好みの長さにカットしても良い。

02 結び目に接着剤をつける。
キュンとする顔に仕上げよう! 表情の決め手は目・鼻とトリミング
モールドールは、目・鼻の位置や大きさがほんの少し違うだけで、個性の異なる顔になります。
ここでは、それぞれの作品の顔や、トリミングのポイントを詳しく紹介します。
「キュン」とする顔に近づける参考にしてみてください。
商品名の「差し目」「差し鼻」に関わらず、「差し目」を鼻のパーツとして使用することもあります。
丸や楕円の「差し目」を鼻に使ってもOK!
その他、作品づくりに必要な基本情報
モールドール作りに使う道具
胸キュンモールのドールは、ほとんどの工程が手作業です。手で曲げて、ねじって本体を作ります。パーツをつけたり、トリミングをして完成度をアップさせるのに、下記のような道具があると便利です。
・メジャー(またはものさし)
作り方の指示通りの長さを測りながら作ることで、モールが足りなくなるのを防げます。

・はさみ
リボンやチュールをカットしたり、完成した本体の毛をトリミングするのに使います。手芸用の小さくよく切れるものがおすすめ。

・カーブばさみ
刃の先端が反っているはさみ。毛のトリミングにあると便利です。手芸用のものや、眉毛カット用のものでも。

・目打ち
差し目・鼻の位置を決めるのに、穴を開けたりするときに使います。

・ピンセット
差し目・鼻の位置を調整したり、接着するときに使います。

・平ペンチ
モールのねじれを整えたり、先端に出ている芯の針金を丸めるのに使います。先が細いものがおすすめです。

・接着剤・両面テープ
差し目・鼻を接着するのには多用途用接着剤、デコパーツは速乾性のものなど、素材によって使い分けましょう。フリルチュールテープでスカートを作るときは両面テープを使います。
作りはじめる前に
【モールの扱い方】
パッケージから外したらまずは、モールのねじれなどを手でまっすぐに伸ばします。モールの先端は少し折ってあるため、平ペンチを使って伸ばします。針金を指に刺さないように注意しましょう。
端の針金が飛び出ているときは、危ないので先端を平ペンチで丸めます。

【モールの測り方】
長さを測るときは、毛の先端からではなく、芯の針金を測ります。

【サイズ調整について】
モールの引きしめ方や、ねじり方の具合で作品のサイズが変わります。途中でモールが足りなくなった場合は、強めに引きしめて調整しましょう。
手足をねじると、一回り小さくなる

【型崩れ、色落ちについて】
モールドールは持ち歩いていると形が崩れることがあります。都度、整えてください。
モールの色落ちや毛抜けによって、衣類や持ち物に付着する場合があります。
【その他の注意】
目・鼻のパーツは特に小さいため、お子さまやペットの誤飲にご注意ください。
【使用材料について】
記載の材料は、★は清原の商品、その他は作家の私物です。
特別付録も!胸キュンモールドールのレシピをもっと見たい方におすすめ!
「韓国で人気!胸キュンモールドール」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんの胸キュンモールドールのレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。
特別付録の材料について
巻末についている付録の材料で、「胸キュンベア」が1体作れます。ふわふわとした触り心地に癒される、優しいアイボリーピンクのベアを、ぜひ作ってみてください。付録の内容を紹介します。
この胸キュンベアが作れます♪
できあがったらお好みでデコしてみて!

A:胸キュンモール(ふわふわ・アイボリーピンク)
太さ20mm、長さ1m 1本
ふわふわの触り心地のモール1本で、基本のベアが作れます。
B:差し目(丸4mm・黒)2個
モールの隙間に差し込み、接着剤で接着して使います。
C:差し鼻(三角4.5mm・黒)1個
三角形の鼻のパーツ。目よりほんの少し大きいサイズです。
D:リボン(3mm幅・アイボリー)28cm
細めの片面サテンリボン。首に巻いてリボン結びをします。リボンのサイズはお好みで調整し、余分はカットしてもOK。