
パッチワークならではの愛らしい蛇の干支飾りで新年を迎えましょう。ピンクカラーがキュートな蛇の置物は、紅梅をアップリケした屏風と松竹梅を飾ったマットと共に飾ります。ワイヤーを入れた蛇を自由に曲げ、マットに付けた立体の松と竹で支えています。

つぶらな瞳と長いまつ毛がかわいい蛇の女の子。梅の花冠でおしゃれに。

屏風は厚紙を入れて作り、小さなブックエンドを差し込んで立たせます。

デザイン・製作/大本京子
用尺と材料
★出来上がり寸法
・へび 全長27cm
・屏風 11×15cm
・マット10×15cm
◆へび
・胴体用布2種 各25×25cm(頭分含む)
・模様用フェルト 10×10cm
・花用布 15×5cm
・キルト綿 15×30cm
・ワイヤー 30cm
・目用直径0.5cm黒ビーズ 1個
・花冠用丸小ビーズ 3個
・花冠用直径0.3cmパールビーズ 4個
・0.3cm幅サテンリボン 25cm
・25番刺しゅう糸、手芸綿 各適宜
◆屏風
・アップリケ用布 15×15cm
・表布 50×15xm(裏打ち布、裏布分含む)
・キルト綿、厚紙 各20×15cm
・25番刺しゅう糸 適宜
◆マット
・ピーシング用はぎれ各種、キルト綿、裏打ち布 各20×15cm
・梅用 5×15cm
・松用、竹用布、厚紙 各15×5cm
・梅用丸小ビーズ 3個
・手芸綿、25番刺しゅう糸 各適宜
型紙(無料ダウンロードあり)
【屏風】

【へび頭(2枚)】

【へび胴体(2枚)】

【松】

【竹】
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蛇の作り方
*作り方順序
01 胴体と頭を作る
02 以下、図のように仕立てる。
*へび胴体(2枚)
【芯の作り方】
01 ワイヤー(手で曲げられるタイプ)を用意

02 ワイヤーをキルト綿で巻く

03 縦28×横6cmのキルト綿でくるむ
【胴体の作り方】
01 2枚を中表に合わせ、返し口を残して縫う

02 表に返して返し口から芯を入れてとじる
*へび頭(対称形各1枚)
【頭の作り方】
01

02 2枚を中表に合わせて返し口を残して縫う

03 表に返して返し口から綿を詰める
*梅(大・小各3個)※小はマット用
【梅の作り方】
01 周囲をぐし縫いする

02 綿を詰めてぐし縫いの糸を引き絞る

03 続けて本体の中心に針を刺し、糸を外側から中心に渡し本体を5等分する
【へびの仕立て方】
01 頭の返し口に胴体を入れる

02 頭と胴体をまつる。目とまつ毛を付けて好みの位置に円に裁ったフェルトをまつる

03 リボンと花冠を付け、口に刺しゅうをする
梅・大3個を1つにまとめて花冠を作り、縫い付ける
屏風の作り方
※裏布同寸
※厚紙は裁ち切り
【仕立て方】
01 表布の裏にキルト綿を当て、裏打ち布を中表に重ねて返し口を残して縫う

02 キルト綿を縫い目のきわで裁ち、表に返して返し口をとじる。キルティングをする

03 裏布の縫い代を裏へ折り、下部にミシンステッチをする

04 本体の裏打ち布側に裏布をのせてまつり、厚紙を中に差し込む
マットの作り方

松/前・後ろ
竹/前・後ろ
※縫い代0.5cm付けて裁つ
※厚紙、キルト綿は裁ち切り
※刺しゅうは前のみ
【松の作り方】※竹共通
01 厚紙とキルト綿を貼り合わせる

02 前布の裏側に01を貼る

03 厚紙を布でくるむ

04 同様に作った後ろを外表に重ねて周囲を巻きかがる
【仕立て方】
01 「屏風」の仕立て方01~02と同様にしてマットを作る
02 キルティングする
03 松、竹、梅をマットの付け位置に縫い付ける
各ステッチのやり方(参照)
下記を参照しながら作ってください。
・「ストレートステッチ」の刺し方(刺繍)
・「アウトラインステッチ」の刺し方(刺繍)
・「サテンステッチ」の刺し方(刺繍)
・「フレンチノットステッチ」の刺し方(刺繍)
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