デザイン性のある実用的な一台!木材を使用したフラワーボックスは、シンプルなデザインながらも、使い込まれた風合いをもたらす、おしゃれなペイントを施しました。上に乗せたボックスは花台のほか、作業スペースなど幅広く使えるすぐれもの。
庭に1台あると何かと重宝します。重量があるので、上下はあえて接合せず、取り外してそれぞれ持ち運べるように工夫しました。
爽やかなナチュラルミントグリーンの塗装には、白のペンキで汚し塗装も。好みのプレートを付ければ完成です。(野々山邸)
必要な材料
※サイズはすべて約です
[上のボックス]
(木材)1×4材(19×89mm)
a:670mm 4枚
b:420mm 4枚
c:460mm 7枚
(木材)角材
d:30×40mm×200mm 4本
[下の台]
(木材)角材
A:45×45mm×600mm 4本
B:30×40mm×600mm 2本
C:30×40mm×360mm 2本
(木材)1×4材(19×89mm)
D:600mm 2枚
E:360mm 2枚
F:690mm 3枚
(その他)
●好みのペンキ
●取っ手 2個
組み立て図
How to Make(作り方)
[下の台を作る]
01 水平と直角を意識しながら、AにBを細ネジで固定。反対側も同様にBを固定した枠を2つ作る。
02 01で作った脚にCを高さ80mmに合わせて細ネジで固定する。(反対側も同様に)
03 Aの上部にDを細ネジで固定する。(反対側も同様に)
04 03の枠の上部にEを渡して固定する。(反対側も同様に)
05 底にFを仮置きする。隙間はバランスよく収まるよう、均等に開けて配置し、細ネジで固定する。
[上のボックスを作る]
06 bにdを木工用ボンドで仮留めしてから、細ネジで固定する。(反対側も同様に)
07 aを06に細ネジで固定する。
08 上部も同様にaと06を固定する。(反対側も同様に)
09 クランプを使って隙間を均等に開けながら、cを固定する。取り付けたい板の中心をクランプで挟みながら細ネジで固定するとうまくいく。クランプがない場合は木工用ボンドで仮留めを。底板を固定して取っ手を付けたら上のボックスが完成。
できあがり
上のボックスの底板は隙間をあけて固定しています。そのため上から水をかけても水が溜まることなく下に流れてくれるので、苗を置いたままでの水やりもOK。こうした工夫も実際に自分好みに作ることのできるDIYならではです。
白っぽい汚し塗装やメタリックな金具の塗装などで、重厚感のある雰囲気に。取っ手を付けると持ち運びがしやすくなり便利です。
接合していないので取り外しが可能なボックスワゴン。場所を動かしたい時も上下別だとそれほど重くないので、女性でも軽々と移動できます。上のボックスは購入苗を庭に運ぶラックにも利用できて使い勝手も◎。
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