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雲の正体は?|雲の図鑑より(ホビー/趣味)

  • 2024年10月10日
  • NUKUMORE

いますぐ窓を開いて空を見上げたくなる!雲の早わかり講座!まず、そもそも雲とは何者で、どのようにして生まれるのでしょう。雲にまつわる基本知識の中から、ここでは基礎の中の基礎といえる、雲の正体について解説します。

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雲の正体の答え

水蒸気が冷やされてできた小さな水滴や氷晶の集まりです!

雲は、小さな水滴や氷の結晶(氷晶)が集まってできたものです。
いずれも空気中の水蒸気が冷やされてできたもので、その大きさは、だいたい0・01mm程度のスケールです。

上空ほど気温が低くなるため、高いところに浮かぶ雲の大半が氷晶でできています。

一方、気温が0℃未満でも、氷ではなく水滴として漂うことも多く、これを過冷却水滴といいます。

積乱雲内には氷晶と水滴のほかに氷の粒が存在し、「あられ」と呼ばれます。氷晶とあられがぶつかって発生した静電気が、雷を引き起こします。

さらに、あられが大きく成長し、直径5mm以上となって降ってきたものは「ひょう」と呼ばれます。
氷晶が成長すると「雪の結晶」となります。乱層雲などでは、この雪の結晶も雲を構成する粒子の一つになっています。

雲の粒の大きさは半径0.01ミリ

bm1760_p6_flow_1_1727831378 雲の粒(水滴)の大きさは、雲の種類に多少左右されますが、ふつう0.01mm程度のスケールです。雲の粒も一応は落下しているものの、きわめてゆっくりです。

さまざまな形の氷晶

氷晶の形で比較的多いのが角板(平たい六角形)や六角柱です。「ピラミッド型氷晶」と呼ばれる二十面体の氷晶も稀に見られます。 bm1760_p6_flow_2_1727831409

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