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ビーズ刺し子×トラプント!コラボレーションポーチの作り方

  • 2024年9月30日
  • NUKUMORE

刺し子の伝統模様をビーズで表現するビーズ刺し子とトラプントを組み合わせた、小さなポーチのレシピ。白の麻布にシルバーの一分竹ビーズで刺した角七宝の模様がきらりと光ります。上品でおしゃれですが、可愛らしさもあるおすすめ作品です。

PW35_p54_main_1_1726576062 デザイン・製作/米永真由美 

用尺と材料

★出来上がり寸法:8.5×18cm

・表布、キルト綿、裏打ち布、ピーシングペーパー 各20×25cm
・パイピング用3.5cm幅バイヤステープ 75cm
・20cmファスナー 1本
・シルバーの一分竹ビーズ(TOHO No.21)約9g
・トラプント用並太毛糸 適宜

作り方順序

01 ピーシングペーパーに図案を写して表布に貼り、キルト綿と裏打ち布を重ねてビーズを付けながらキルティングする
02 しながらビーズを縫い付ける(【ビーズ刺し子の仕方】参照)
03 周囲をパイピングする
04 トラプントをする(【トラプントの仕方】参照)
05 以下、図のように仕立てる。 PW35_p54_map_2_1726576411

型紙(無料ダウンロードあり)

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●A3サイズの紙で、縦で、倍率100%で印刷してください。
●型紙の無断転載や再配布、販売はご遠慮ください。
●型紙によるいかなるトラブルが発生しても弊社は一切責任を負わないものとします。 【型紙『ビーズ刺し子×トラプント!コラボレーションポーチ』をダウンロードする】

ビーズ刺し子の仕方

【刺し順】
始めに、中心付近を通る図案をジグザグに刺す①。端まで刺したら方向を変えて刺す②。次に別の方向から③④の順に刺す。同様にして①②と③④の隣の図案を刺し進める。 PW35_p55_map_2_1726576646 01 破線の図案を布に正確に写すため、ここではピーシングペーパーを使います。図案にペーパーをのせてマスキングテープで固定し、破線の図案に定規を当てて水性ボールペンで正確になぞります。ポーチの出来上がり線も写しましょう。 PW35_p55_flow_1_1726576665 02 図案を写したペーパーを表布の表側にのせ、アイロンで接着します。 PW35_p55_flow_2_1726576679 03 裏打ち布、キルト綿、ペーパーを貼った表布の順に重ね、3層にしつけを掛けます。 PW35_p55_flow_3_1726576692 04 キルティング糸2本取りで刺します※。裏から針を入れて破線の端に出して図のように返し縫いをし、ビーズを針に通します。
※糸の色は布の色に合わせます。 PW35_p55_flow_4_1726576714 05 破線の端に針を垂直に刺し、糸を引きます。方向が変わる角ではこのように針を垂直に出し入れするアップダウンで刺し、次の破線の端に針を出します。 PW35_p55_flow_5_1726576731 06 針にビーズを通し、直線部分はこのようにすくって次の破線に針を出します。 PW35_p55_flow_6_1726576745 07 ひと目ごとにビーズを通しながら刺し進めます。 PW35_p55_flow_7_1726576756 08 キルティング部分も続けて縫います(破線の長さに合わせずに一般的な針目で縫う)。ペーパーが途中ではがれてしまったらアイロンを当てて。 PW35_p55_flow_8_1726576774 09 刺し終えたら、周囲の出来上がり線に沿って余分な布をカットします。 PW35_p55_flow_9_1726576792 10 ペーパーを破りながらはがして取り除きます。糸の間に残ってしまったペーパーはピンセットでつまみ取りましょう。 PW35_p55_flow_10_1726576804 【米永先生の著書本】「はじめてのビーズ刺し子」
刺し子の伝統模様を竹ビーズで刺したキラキラした模様が満載。模様ごとの刺し順やきれいな刺し方のコツがていねいに解説されていて、ビーズ刺し子で飾る小物の作り方も掲載しています(ブティック社刊)。 PW35_p55_map_1_1726576827

トラプントの仕方

★別のキルトの図案を例に解説します。花と葉、茎に裏打ち布側から毛糸を通してふっくらとさせます。 PW35_p53_flow_1_1726609827

【毛糸の通し方図】

並太毛糸(アクリルとウール混紡の毛糸やアクリル毛糸)を毛糸針に通して2本取りにします。 PW35_p53_flow_2_1726609862 PW35_p53_flow_3_1726609920

【葉】

01 葉の下端に針を入れ、裏打ち布とキルト綿の間に通して上端に出します。布が縮まないように手で押さえながら毛糸を引きます。 PW35_p53_flow_4_1726609928 02 毛糸を1、2mm残してカットします。同様にして右隣りにも毛糸を通します。 PW35_p53_flow_5_1726609944 03 葉脈の反対側にも毛糸を通します。残した毛糸を針先や楊枝などで穴に押し込み、穴をしごいて目立たなくします。 PW35_p53_flow_6_1726609958

【花】

01 花びらの下端から針を入れ、花芯を通って向こう側の花びらまで針を通し、上端から針を出して毛糸をカットします。 PW35_p53_flow_7_1726609984 02 花芯に2回通したら花芯の左右外側に通します。残り2枚の花びらにも同様に毛糸を通します。 PW35_p53_flow_8_1726609997

【茎】

01 茎の5mm外側から針を入れ、茎に通して5mm外側の位置に針を出します。 PW35_p53_flow_9_1726610025 02 毛糸を引きます。 PW35_p53_flow_10_1726610791 03 通し始めの毛糸を少し多めに残し、布をしごいて縮みじわが出ないように平らにします。毛糸を1、2mm残してカットし、中に押し込みます。 PW35_p53_flow_11_1726610827

【途中で針を出す方法】

01 長い距離では毛糸を一気に通さずに途中で針を出し、毛糸を引きます。 PW35_p53_flow_12_1726610851 02 出した穴から再び針を入れて通します。毛糸を引くときは、途中で出した毛糸が絡まないように目打ちを使うといいでしょう。 PW35_p53_flow_13_1726610865

仕立て方

01 ビーズを縫い付け、キルティングの菱形部分にトラプントした本体の周囲をパイピングする PW35_p54_flow_1_1726610925 02 中心を合わせてファスナーを重ね、星止めで縫い付ける
※反対側のファスナーも同様に縫い付ける PW35_p54_flow_2_1726610940 03 底中心から中表に折り、両脇をファスナー付け止まりまで巻きかがる PW35_p54_flow_3_1726610954 04 底をたたんでマチを縫う PW35_p54_flow_4_1726610966 05 表に返す PW35_p54_flow_5_1726610978

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「パッチワーク教室2024年夏号」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんの小物などのレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。 PW35_book_1726611054

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